本記事について
当メディア運営会社のサービスを含め、各社の対応エリア、買取対象物件、サービスの特徴などを紹介しています。
なお、掲載順は各社の優劣を示すランキングではありません。
「松山の実家を相続したけれど、県外に住んでいて管理できない」「今治の親の家が空いたまま、何年も手をつけられていない」——そんな愛媛県の空き家、どの会社に相談すればいいかをこのページで比較できます。
会社選びに必要な情報(対応エリア・免許番号・得意分野)を最初にまとめました。相場や補助金の解説は後半にあります。
愛媛県の空き家買取におすすめの不動産会社11選
愛媛県内で、公式サイトで自社による直接買取を明記している不動産会社を11社ご紹介します。株式会社Triikuを最初に、続けて各社の特徴を紹介します。(掲載会社の考え方は掲載会社についてをご覧ください)。
| 掲載順 | 会社名 | Google評価 | 総合スコア |
|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社Triiku | 4.9 | 4.62 |
| 2 | 株式会社AlbaLink | 4.7 | 4.73 |
| 3 | イエステーション愛媛総合センター(株式会社愛媛総合センター) | 4.9 | 4.66 |
| 4 | 株式会社岩上ハウジング | 4.8 | 4.51 |
| 5 | T-コンサルティング株式会社(たろうリアルエステート) | 5.0 | 4.45 |
| 6 | 株式会社C-next不動産 | 3.9 | 4.44 |
| 7 | 株式会社Aoiエステート | − | 4.42 |
| 8 | 株式会社マツモふどうさん | − | 4.42 |
| 9 | センチュリー21宅建流通えひめ | − | 4.17 |
| 10 | 株式会社トータルエステート・プロ | − | 4.17 |
| 11 | 株式会社クレインホーム | 3.9 | 4.16 |
※この掲載順はおすすめ順位ではなく、評価の優劣を示すものではありません。
掲載会社について
ここで紹介しているのは、公式サイトで自社による直接買取を明記している会社です。仲介のみを行う会社は掲載していません。Google口コミの評価や、会社情報の開示状況(宅建業免許番号・所在地・電話番号・買取実績)などの公開情報をもとに、2026年9月時点の内容をまとめています。掲載順は紹介の順番であり、各社の優劣や順位を示すものではありません。買取の可否や金額を保証するものでもありません。表の総合スコアは、Google口コミの評価と件数(ベイズ平均)に、会社情報の開示状況(宅建業免許番号・所在地・電話番号・買取実績)を加味して算出した参考値です。掲載順はスコア順ではありません。
各社の詳細
1. 株式会社Triiku
空き家・相続物件の直接買取専門 遠方対応 愛媛県全域対応

(出典: 株式会社Triiku公式サイト)
仲介は行わず、直接買取に特化した会社です。公式サイトのよくある質問には「Triikuが行うのは、“仲介”ではなく、“空き家の直接買取”です。」と明記され、「Triikuはお客さまの物件を直接買い取るため、迅速なご処分が可能です」として、買主を探す仲介活動を挟まずに自社で買い取る方針を掲げています(出典: Triiku 訳あり物件買取事業)。
対応できる物件の幅が広く、公式サイトの「訳あり物件買取事業」のページでは、再建築不可、共有持分、借地・底地、相続未登記、未登記物件、事故物件、ゴミ屋敷(残置物あり)、長屋・連棟、旗竿地、境界未確定、越境ありを対応する物件の一例として挙げています。よくある質問でも「相続未登記の物件でも相談できますか?」に対して「はい、可能です。相続登記前のご相談も多く、必要書類や遺産分割協議の進め方についてもサポートいたします」と回答しています(出典: Triiku 訳あり物件買取事業)。
東京都港区に本社を置き、対応エリアは愛媛県を含む全国です。公式サイトの「CASE STUDY 売買事例」には東京都足立区(再建築不可)・福岡県福岡市西区(共有持分)・兵庫県姫路市・愛媛県西条市(ゴミ屋敷)・富山県氷見市・福井県あわら市(土地)の買取が掲載され、よくある質問では「地方・山間部の物件でも対応できますか?」に対して「はい。全国の物件に対応しており、山間部の買取実績もございます」と回答しています(出典: Triiku 訳あり物件買取事業)。公式サイトのコラムで紹介されている事例には、母屋と車庫の間にある地目が畑の土地を理由に他社から断られ続けた広島県庄原市の戸建てを、管轄の農業委員会と折衝したうえで現況のまま引き取ったケース(出典: 【広島県庄原市】他社が匙を投げた「畑」の壁)や、大量の残置物が残ったままの岡山県苫田郡鏡野町の実家を、片づけずにそのまま引き取ったケース(出典: 【岡山県苫田郡】愛着ある実家に起死回生のストーリーを)があります。現地に足を運びにくい遠方の売主への対応を主軸にしています。契約から平均約1ヶ月で着金するとしています。
「実家が愛媛にあるが県外に住んでいて動けない」「相続登記や残置物の整理が終わっていない」「再建築不可・共有持分など権利関係が複雑」という売主に向いています。
なお、買取保証への対応は公式サイトでは確認できませんでした。愛媛県内に実店舗がないため、対面での相談を希望する場合は事前確認が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-6845-0996 |
| 宅建免許番号 | 東京都知事(01)第111976号 |
| 対応エリア | 愛媛県全域(遠方対応) |
| 得意分野 | 空き家・相続物件の直接買取専門 |
こんな売主におすすめ
- 県外に住んでいて愛媛の実家を管理・売却できない人
- 相続登記や残置物の整理が終わっていない物件を持つ人
- 再建築不可・未登記など権利関係が複雑な物件を持つ人
注意点
- 仲介・買取保証・任意売却・リースバックへの対応は公式サイトでは確認できませんでした
- 連携する士業の名称は公式サイトでは確認できませんでした
- 愛媛県内に実店舗を持たない(公式サイトで確認できた範囲では東京都港区の本社のみ)ため、対面相談の可否は事前確認が必要です
- 仲介でじっくり時間をかけて高値を狙いたい人には、買取専門の同社は選択肢が合わない場合があります
Google口コミ
「母の実家である田舎の家を処分するにあたりTriiku様にお願いをいたしました。大変古い家である上、抵当権(大正時代)が付いたままである事が発覚し、驚き、戸惑い、不安な私に担当してくださった担当の方は、親切に物腰柔らかくそして丁寧に説明をしてくださり、安心してお任せする事が出来ました。」(引用元: Googleマップ)
「他社では売却が難しいと言われた築60年の空き家でしたが、トリイクさんに相談して大正解でした。…相続をして何から手をつけていいか分からない状況でしたが、担当の方が迅速にサポートしてくださり、相談してから1ヶ月足らずで売却ができました。」(引用元: Googleマップ)
「土地が畑で登記、建物は未登記となっており、残置物もありましたが、全て対応いただけ非常にスムーズに処理が進み」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
2. 株式会社AlbaLink
空き家・訳あり物件の直接買取 松山支店(松山市三番町) 東証グロース市場上場

(出典: 株式会社AlbaLink公式サイト)
空き家や再建築不可物件など、一般の不動産会社では取り扱いが難しいとされる訳あり物件の買取を中心に手がける会社です。松山支店のページには「通常、不動産を売却する際には仲介手数料が必要になりますが、弊社ではお客様から直接物件を買取するため、仲介手数料は一切不要です」と明記されており、自社が買主となって直接買い取る方式であることが確認できます。東証グロース市場に上場している不動産会社です。
松山支店のページには「訳あり物件の相談実績 年間6,730件以上」と掲載され、公式サイトでは累計買取件数4,500件以上(2025年12月時点)を公表しています。買取実績の約7割が空き家で、依頼から平均1ヶ月程度で買取が可能としています。免許番号・所在地・電話番号・買取実績の4項目すべてを公開しています。
扱える物件の幅が広いのが特徴です。築50年以上の築古物件(雨漏りやシロアリ被害があっても現状のまま)、空き家、事故物件、共有持分(持分のみの買取も可)、再建築不可物件、底地・借地に対応します。家財が残ったままの状態でも買取可能で、片付けの費用も不要としています。底地・借地の話し合いは提携の弁護士が依頼者に代わって進めるとしています。
対応地域は松山市・今治市・宇和島市・新居浜市・西条市・四国中央市・西予市など県内の全市町で、上記エリアを中心に全国の物件にも対応するとしています。支店ページの買取実績には、松山市の空き家(戸建)を215万円、新居浜市の借地(戸建)を5万円で買い取った例が掲載されています。支店長は宅地建物取引士の資格を持っています。
他社で断られた空き家を持っている方、家財がそのまま残っている家を売りたい方、事故物件・共有持分・再建築不可など権利関係が複雑な物件を持つ方に向いています。
なお、仲介での売却は取り扱い方針が異なるため、時間をかけて高値を狙いたい場合は他社の仲介査定と並べて比べてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-955-042(受付10:00〜19:00・土日祝も対応) |
| 宅建免許番号 | 宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10112号 |
| 対応エリア | 愛媛県全域(松山支店=松山市三番町七丁目1番地21 ジブラルタ生命松山ビル2階)ほか全国 |
| 得意分野 | 空き家・訳あり物件(築古・事故物件・共有持分・再建築不可・底地借地)の直接買取 |
こんな売主におすすめ
- 他社で「売れない」と言われた空き家を持っている人
- 家財が残ったままの家を現況のまま売りたい人
- 事故物件・共有持分・再建築不可など権利関係が複雑な物件を持つ人
注意点
- 買取の可否や価格は物件ごとの判断になるため、まず無料査定で条件を確認してください
- 仲介での売却は取り扱い方針が異なるため、高く売ることを優先したい場合は他社の仲介査定と比べてください
- 南予や島しょ部の物件は、現地調査の日程を事前に確認しておくと安心です
Google口コミ
「個人では解決できないようなワケアリ物件を手放したく、こちらに相談しました。…担当者様が驚くほどスピーディーかつ丁寧に動いてくださり、その不安はすぐに吹き飛びました。進捗の連絡も早く、提示される資料も明確で、非常にプロフェッショナルで頼りになる方でした。…」(引用元: Googleマップ)
「両親が亡くなり、誰も住まない遠方の実家処分でお世話になりました。築50年近く傷みがある家で、今後使い道が見つからず困っていました。…物件の外観や室内の写真だけで査定する他社さんとは違い、すぐに実家へ飛んで来てじっくりと査定してくださったこと、対面で契約から引き渡しまでの詳細や注意事項などわかりやすく説明してくださったことで、安心してお任せできると実感し契約に至りました。…」(引用元: Googleマップ)
3. イエステーション愛媛総合センター(株式会社愛媛総合センター)
不動産買取 東予エリア4店舗 年間成約件数354件

(出典: イエステーション愛媛総合センター(株式会社愛媛総合センター)公式サイト)
今治・西条・新居浜・四国中央の東予エリアに4店舗を構える、不動産売却専門の会社です。公式サイトでは売却の方法を「仲介」と「買取」に分けて説明し、自社が提供する販売提案の一覧に「不動産買取(東予地区トップクラスの件数)」を掲げています。
実績の開示が具体的で、2025年の年間成約件数354件(売却相談70〜80件/月)、相談実績15,000件以上を公式サイトに掲載しています。「直接買取か仲介販売か」を比較したお客様事例も公開しており、どちらの方法が向くかを検討する材料が揃っています。
拠点は今治市旭町(今治店)・西条市大町(西条店)・新居浜市繁本町(新居浜店)・四国中央市金生町(四国中央店)の4か所で、対応地域は今治市・西条市・新居浜市・四国中央市を中心とした東予エリアです。保険会社・土地家屋調査士・司法書士・税理士・弁護士・銀行・工務店との連携体制を公式サイトに明記しています。
東予エリアに物件がある人、空き家の処分方法から相談したい人、県外在住で物件の管理が心配な人に向いています。
なお、宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした。査定額の根拠は必ず説明を受けてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-80-2928 |
| 宅建免許番号 | 公式サイトでは確認できませんでした |
| 対応エリア | 今治市・西条市・新居浜市・四国中央市(東予エリア) |
| 得意分野 | 不動産売却専門・不動産買取(同社によれば東予地区トップクラスの件数)・年間成約件数354件 |
こんな売主におすすめ
- 今治市・西条市・新居浜市・四国中央市に物件がある人
- 買取と仲介のどちらが向くかを事例で比べてから決めたい人
- 県外に住んでいて愛媛の物件の管理が心配な人
注意点
- 宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした
- 対応エリアは東予中心のため、松山市・南予の物件は事前に対応の可否を確認してください
- 事故物件・再建築不可・共有持分・借地底地への対応は公式サイトでは確認できませんでした
Google口コミ
「不動産の売却でお世話になりました。 売却完了までスムーズに進んで イエステーションさんにお願いして良かったと思います。 担当の方には大変お世話になりました。」(引用元: Googleマップ)
「不動産の売却でお世話になりました。 諸事情で長い時間がかかってしまいましたが、いつも寄り添って下さり、心強く、ありがたかったです。」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
4. 株式会社岩上ハウジング
中古一戸建て買取 土地買取 松山市朝生田町

(出典: 株式会社岩上ハウジング公式サイト)
松山市を中心に不動産売買・賃貸の仲介を行う会社で、会社概要の特徴欄に「中古マンション買取、中古一戸建て買取」「土地買取」を業務として明記しています。買取と仲介の両方を扱うため、物件の状態や急ぎ具合に応じて方法を選べます。
主な取扱い物件は中古マンション・中古一戸建・土地の売買および仲介で、得意エリアは松山市・東温市・伊予市・伊予郡松前町・砥部町と公式サイトに明記されています。愛媛県宅地建物取引業協会と全国宅地建物取引業保証協会に加盟しています。
拠点は松山市朝生田町で、伊予鉄バス精農橋から徒歩3分です。営業時間は9時から18時、定休日は水曜・祝祭日・年末年始・お盆です。
松山市とその近郊に物件がある人、買取と仲介を同じ会社で比較したい人、地元で長く営業している会社に相談したい人に向いています。
なお、買取実績の件数は公式サイトでは確認できませんでした。空き家・相続物件に特化した記載も見当たらず、一般的な不動産売買・買取の枠組みでの対応です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 089-947-5525 |
| 宅建免許番号 | 愛媛県知事第3778号 |
| 対応エリア | 松山市・東温市・伊予市・伊予郡松前町・砥部町 |
| 得意分野 | 中古マンション買取・中古一戸建て買取・土地買取・リフォーム対応 |
こんな売主におすすめ
- 松山市・東温市・伊予市・松前町・砥部町に物件がある人
- 買取と仲介の両方の見積もりを同じ会社で比べたい人
- 押しの強い営業を避け、じっくり相談しながら進めたい人
注意点
- 買取実績の件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 空き家・相続物件に特化したサービスの記載は見当たりません
- 東予・南予の物件は得意エリア外のため、対応の可否を事前に確認してください
Google口コミ
「3年前、中古住宅の売買を依頼したことがありますが、担当の方が真摯に対応してくださいました。不動産の客観的価値について資料を提供していただいたり、不動産業者間で、情報共有をし、出来るだけ早く不動産の売却ができるように努力していただいたと感謝しています。」(引用元: Googleマップ)
「最初の相談から契約、引き渡しまで、とても親切で丁寧に対応していただき、安心して購入を進めることができました。」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
5. T-コンサルティング株式会社(たろうリアルエステート)
不動産買取 代表が直接対応 松山市駅徒歩5分

(出典: T-コンサルティング株式会社(たろうリアルエステート)公式サイト)
松山市を中心に地域密着で不動産売却・買取を行う会社です。公式サイトのQ&Aで「それでも期限内での売却が難しい場合には、当社が直接買い取らせていただくことも可能です」と明言しており、仲介で売れないときの受け皿として自社買取を用意しています。
代表がすべての相談に直接応対する体制を掲げており、業界20年以上の経験と、宅地建物取引士・不動産コンサルティングマスターの資格を公式サイトに明記しています。「早く売りたい方【不動産買取】」を売却方法のひとつとして独立したページで案内しています。
拠点は松山市真砂町で、伊予鉄道高浜線・松山市駅から徒歩5分です。営業時間は9時30分から18時30分、定休日は水曜日。全日本不動産協会会員・四国地区不動産公正取引協議会加盟です。
住み替えの期限があり売却スケジュールを確実にしたい人、担当者が変わらない体制で相談したい人、松山市中心部に物件がある人に向いています。
なお、Google口コミは1件のみで、評価の母数が非常に少ない点に注意してください。買取の実績件数も公式サイトでは確認できませんでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 089-904-5544 |
| 宅建免許番号 | 愛媛県知事免許(1)第5704号 |
| 対応エリア | 松山市を中心とした地域 |
| 得意分野 | 不動産売却・不動産買取・不動産コンサルティング(代表が直接対応) |
こんな売主におすすめ
- 住み替えなどで売却の期限が決まっている人
- 代表者と直接やり取りしながら進めたい人
- 松山市中心部(松山市駅周辺)に物件がある人
注意点
- Google口コミが1件のみで、評価の母数が非常に少ないです
- 買取の実績件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 事故物件・再建築不可・共有持分への対応は公式サイトでは確認できませんでした
Google口コミ
「とても親身に対応していただきました」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
6. 株式会社C-next不動産
直接買取 査定当日に買取金額を提示 年間100件以上の実績

(出典: 株式会社C-next不動産公式サイト)
松山市に特化して不動産の売買・相続・買取を扱う会社です。公式サイトに「C-next不動産が直接買取でスピーディーに対応します。査定当日に金額提示可能、仲介手数料不要で即現金化をサポート」と明記しており、自社が買主となる直接買取を主要サービスとして打ち出しています。
実績まで含めた開示4項目がすべて揃っている点が特徴です。松山市エリアに特化して年間100件以上の売却・買取実績があるとしており、買取・売却事例も公式サイトで公開しています。
拠点は松山市勝山町の喜安ビル2階です。AIによる自動査定では見落とされがちな周辺環境・道路状況・建物の状態を人の目で確認して価格を提示するとしており、空き家・土地・マンションを対象に挙げています。
とにかく早く現金化したい人、査定額をその日のうちに知りたい人、松山市に空き家がある人に向いています。
なお、Google口コミ7件の平均は3.9です。また、公式サイトに掲載されている「不動産業界関係者の81%が高値買取が期待できると回答」は業界関係者を対象とした調査で、売主の満足度ではありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 089-997-7773 |
| 宅建免許番号 | 愛媛県知事免許(2)第5440号 |
| 対応エリア | 松山市エリア中心 |
| 得意分野 | 直接買取(査定当日に買取金額を提示・仲介手数料不要)・相続 |
こんな売主におすすめ
- 査定額をその日のうちに知って早く判断したい人
- 松山市内に空き家・土地・マンションがある人
- 解体や測量、現地立ち会いまでまとめて任せたい人
注意点
- Google口コミ7件の平均は3.9です
- 対応エリアが松山市中心のため、東予・南予の物件は事前に確認してください
- 「業界関係者の81%が高値買取が期待できると回答」は業界関係者への調査結果であり、売主の評価ではありません
Google口コミ
「実家とその隣の賃貸アパートを売却することにしたものの、どうしたらいいかわからないまま一括査定サイトに登録したところ、いくつかの不動産会社からいただいたお電話の中の一つが、こちらのC-next不動産さんでした。…何の知識もない状態から始めた、しかも遠隔地からの取引となりましたが、不安を感じることなく進めることができました。…アパートはそのまま賃貸物件として、実家は取り壊して更地にしてからの販売になりましたが、そこの決定に至るまでの相談や、その後の土地の測量、解体の業者の紹介と手配から、現地立ち合いの代行まで行っていただき、買主さんとの契約時も自分は立ち会えずお任せ状態でしたが、問題なく希望以上の価格での売却ができました。」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
7. 株式会社Aoiエステート
不動産買取 農地転用・開発行為の申請代行 松山市東石井

(出典: 株式会社Aoiエステート公式サイト)
売買仲介・不動産買取・リフォーム・土地利用許可申請の4つを事業として掲げる会社です。事業内容の「不動産買取」欄に「当社による買取の為、『いつ売れるの?』『本当に売れるの?』といった心配はありません」と明記しており、自社が買主となる方式であることが確認できます。
特徴的なのは土地利用許可申請への対応です。農地を造成して家を建てる場合などに必要な「農地転用」や「開発行為」の許可について、相談対応と書類作成の代行を公式サイトに明記しています。農地や造成が絡む物件では、この機能を持つ会社かどうかで進み方が変わります。
拠点は松山市東石井六丁目で、代表挨拶には「愛媛県松山市を拠点に、中予地域の皆様の不動産売買をお手伝いさせて頂いております」と記載されています。全日本不動産協会愛媛県本部・不動産保証協会に所属しています。
相続した農地や、造成・開発の許可が必要な土地を抱えている人、松山市を含む中予地域に物件がある人、買取で広告期間や買主との交渉を省きたい人に向いています。
なお、Google口コミは0件で、第三者の評価を確認できません。買取実績の件数も公式サイトでは確認できませんでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 089-961-1753 |
| 宅建免許番号 | 愛媛県知事免許(1)第5808号 |
| 対応エリア | 松山市を拠点とする中予地域 |
| 得意分野 | 不動産買取(自社買取)・売買仲介・リフォーム・農地転用/開発行為の許可申請 |
こんな売主におすすめ
- 相続した農地や、農地転用・開発行為の許可が必要な土地を持つ人
- 松山市・中予地域(伊予市・東温市・松前町・砥部町など)に物件がある人
- 買主探しの広告期間や交渉を省いて売却を終えたい人
注意点
- Google口コミが0件で、第三者の評価を確認できません
- 買取実績の件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 東予・南予の物件は対応エリア外の可能性があるため、事前に確認してください
Google口コミ
Google口コミは0件のため、引用できる投稿がありません。評判を確認したい場合は、Googleマップで最新の投稿をご確認ください。
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
8. 株式会社マツモふどうさん
自社買取 諸費用を会社負担 県外在住・相続の空き家

(出典: 株式会社マツモふどうさん公式サイト)
松山市の小規模な不動産会社で、買取をメインに据えています。公式サイトに「自社で直接買取するため、仲介手数料がかかりません」「自社買取の場合、境界確定・解体費用などの費用を弊社にて負担させていただいております」と明記しており、自社が買主となる方式と費用負担の範囲がはっきりしています。
負担してくれる諸費用の内訳を具体的に挙げているのが特徴です。司法書士費用・境界確定費用・解体費用・荷物撤去費用・リフォーム費用を会社側の負担とし、「買取価格=手元に残る額ではありません」として売主の手残り額を提示するとしています。
売却事例には、県外在住で相続した築47年の空き家を荷物ごとそのまま買い取り、不用品処分と解体を会社負担で行って土地として販売したケースが掲載されています。一方で、売却の背景を聞いた上で「売らないほうが良いのでは」と提案した事例も公開しています。弁護士・司法書士・税理士・行政書士・土地家屋調査士と提携し、確定申告のサポートにも触れています。
県外に住んでいて相続した空き家を抱えている人、残置物や解体費用の負担を避けたい人、手残り額で比較したい人に向いています。
なお、Google口コミは確認できず、第三者の評価がわかりません。買取実績の件数も公式サイトでは確認できませんでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 089-904-8907 |
| 宅建免許番号 | 愛媛県知事(2)第5447号 |
| 対応エリア | 松山市中心(代表が全国どこへでも出張すると明記) |
| 得意分野 | 自社買取(司法書士費用・境界確定費用・解体費用・荷物撤去費用・リフォーム費用を会社負担)・相続サポート |
こんな売主におすすめ
- 県外に住んでいて、相続した空き家をそのまま手放したい人
- 残置物の処分費・解体費・境界確定費を自分で払いたくない人
- 買取価格ではなく「手元に残る額」で比較したい人
注意点
- Google口コミを確認できず、第三者の評価がわかりません
- 買取実績の件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 小規模な会社のため、繁忙時の対応スピードは事前に確認してください
- 対応の中心は松山市です。東予・南予の物件は対応の可否を確認してください
口コミ
Google口コミを確認できなかったため、引用できる投稿がありません。評判を確認したい場合は、Googleマップで最新の投稿をご確認ください。
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
9. センチュリー21宅建流通えひめ
不動産買取 任意売却 リースバック

(出典: センチュリー21宅建流通えひめ公式サイト)
松山市を拠点に、売却専門のサイトを構えて不動産売却・買取・査定を扱う会社です。「愛媛県松山市の不動産売却・買取はお任せください」「松山周辺の収益物件・事業用物件・リゾート物件の売却・買取も、対応可能です」と取扱業務を明記し、サイト内に「不動産買取」の専用案内を設けています。
方法の幅が広いのが特徴です。仲介による売却、不動産買取、任意売却、売却後も住み続けられるリースバック、取引前に建物の状態を把握して保険・保証を付ける「住まいるサポート21」を用意しており、問い合わせフォームもコース別に分かれています。
拠点は松山市束本二丁目で、主要取扱エリアは松山市を中心とした中予・東予エリアです。松山市から離れた愛媛県内・四国内・四国外でも、全国のセンチュリー21のネットワークを通じて販売活動が可能としています。
空き家になった実家の売却を検討している人、住宅ローンが残っていて任意売却も視野に入れたい人、売却後も住み続けたい人に向いています。
なお、宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした。Google口コミも確認できておらず、買取実績の件数の記載もありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 089-941-0221 |
| 宅建免許番号 | 公式サイトでは確認できませんでした |
| 対応エリア | 松山市を中心とした中予・東予エリア(県内外はセンチュリー21のネットワークで対応) |
| 得意分野 | 不動産売却・不動産買取・任意売却・リースバック・住まいるサポート21 |
こんな売主におすすめ
- 空き家になった実家の売却方法を一から相談したい人
- 住宅ローンが残っており、任意売却も選択肢に入れたい人
- 売却したあとも同じ家に住み続けたい人(リースバック希望)
- 売却していることを周囲に知られたくない人
注意点
- 宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした
- Google口コミを確認できず、第三者の評価がわかりません
- 買取実績の件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 南予(宇和島市・八幡浜市・西予市など)の物件は主要取扱エリア外のため、対応の可否を確認してください
口コミ
Google口コミを確認できなかったため、引用できる投稿がありません。評判を確認したい場合は、Googleマップで最新の投稿をご確認ください。
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
10. 株式会社トータルエステート・プロ
直接買取 最短1週間で現金化 西条市

(出典: 株式会社トータルエステート・プロ公式サイト)
西条市を中心に地域密着で営業する総合不動産会社です。強みの説明に「不動産の購入や売却の仲介だけではなく、不動産の直接買取やリフォームも行っています」と明記し、よくある質問では「当社の買取サービスをご利用ください。最短1週間で現金化が可能です」と答えています。
売却プランを「仲介売却プラン」と「買取売却プラン」の2つに分けて提示しており、買取売却プランでは室内を現状のまま・不要な荷物もそのままで、仲介手数料もかからないとしています。「空き家の管理が大変で売却したい」「相続した不動産を手放したい」という悩みを想定顧客として明示しています。
拠点は西条市朔日市で、営業時間は9時から18時、定休日は地方祭と年末年始です。専属の弁護士・司法書士・税理士・土地家屋調査士のネットワークを公式サイトに明記しています。
西条市に空き家がある人、遺品や家財が残ったまま売却したい人、近所に知られずに早く現金化したい人に向いています。
なお、宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした。Google口コミも確認できておらず、買取実績の件数の記載もありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-692-380 |
| 宅建免許番号 | 公式サイトでは確認できませんでした |
| 対応エリア | 愛媛県西条市を中心に市内全域 |
| 得意分野 | 不動産の直接買取(最短1週間で現金化・現状のまま・遺品や家財の残置可)・仲介・リフォーム |
こんな売主におすすめ
- 西条市に空き家・土地がある人
- 遺品や家財が残ったままの状態で売却したい人
- 近隣に知られずに、急いで資産を整理したい人
注意点
- 宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした
- Google口コミを確認できず、第三者の評価がわかりません
- 買取実績の件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 対応エリアは西条市中心です。松山市・南予の物件は対応の可否を確認してください
口コミ
Google口コミを確認できなかったため、引用できる投稿がありません。評判を確認したい場合は、Googleマップで最新の投稿をご確認ください。
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
11. 株式会社クレインホーム
買取実績数十件 空き家管理サービス 伊予郡松前町・松山市

(出典: 株式会社クレインホーム公式サイト)
伊予郡松前町・伊予市・松山市を本拠に、不動産業者として20年以上の経験を持つ担当者が在籍する会社です。公式サイトに「クレインホームはこれまで多くの不動産を買い取り販売してまいりました」「クレインホームとしての買取実績も数十件になります」と自社を主語にして記載しており、自社が買主となる買取を行っていることが確認できます。
仲介売却・任意売却・買取の3方式に対応し、空き家管理のサービスも用意しています。売却を前提としたリフォームにも地場のネットワークで対応できるとしており、対応地域は本拠の松前町・伊予市・松山市を中心に今治市・西条市・宇和島市など愛媛県内の主要エリアに広がります。
拠点は2か所で、伊予郡松前町大字筒井(エイブルネットワーク伊予松前店)と松山市和泉南の松山本店(不動産サロン椿)です。愛媛県宅地建物取引業協会・四国地区不動産公正取引協議会・全国宅地建物取引業保証協会に所属しています。
売却までの間の空き家管理も相談したい人、任意売却を含めて方法を検討したい人、松前町・伊予市・松山市南部に物件がある人に向いています。
なお、Google口コミ9件の平均は3.9です。買取実績は「数十件」という表現で、具体的な件数は公式サイトでは確認できませんでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 089-916-5406(松前)/089-904-2046(松山本店) |
| 宅建免許番号 | 愛媛県知事免許(3)第5310号 |
| 対応エリア | 伊予郡松前町・伊予市・松山市を中心に今治市・西条市・宇和島市など愛媛県内主要エリア |
| 得意分野 | 不動産買取(買取実績数十件)・仲介売却・任意売却・空き家管理・売却前提のリフォーム |
こんな売主におすすめ
- 売却が決まるまでの空き家管理もあわせて任せたい人
- 住宅ローンの返済が難しく、任意売却も含めて相談したい人
- 伊予郡松前町・伊予市・松山市南部に物件がある人
注意点
- Google口コミ9件の平均は3.9です
- 買取実績は「数十件」という表現で、具体的な件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 主な取扱物件は販売・賃貸管理が中心のため、買取の対象になる物件種別は事前に確認してください
Google口コミ
「いつも丁寧で気持ちの良い対応が印象的です。 松山城南、松前町、伊予市方面の賃貸情報が豊富で、売買も親身になって相談にのってくれます。」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-20取得)
買取と仲介、どちらを選ぶ?迷ったときの判断基準
買取価格は仲介の市場価格より低くなるのが一般的です(下落幅は物件により異なります)。それでもどちらが向くかは状況で決まります。まずは買取・仲介それぞれの特徴を押さえておきましょう。
買取のメリット
- 買主を探す期間がなく、条件が合えば短期間で現金化できる
- 現況のまま(残置物・老朽箇所そのまま)引き渡せる会社が多い
- 契約不適合責任(引き渡し後に欠陥が見つかった場合の責任)を負わずに済む契約形態を取る会社が多い
- 内覧対応や近隣への告知が最小限で済み、周囲に知られにくい
買取のデメリット
- 成約価格は仲介の想定売却価格より低くなりやすい
- 買主候補が1社(またはその関連会社)に限られるため、価格の妥当性を自分で比較しにくい
- 会社によって得意な物件・エリアが異なり、査定額に差が出やすい
- 買取専門でない会社に依頼すると、仲介より対応が事務的になる場合がある
仲介のメリット
- 市場で買主を募るため、条件次第で買取より高い価格で売れる可能性がある
- 複数の購入希望者が現れれば、価格や条件を比較できる
- 不動産会社が売却活動(広告・内覧対応)を代行してくれる
仲介のデメリット
- 買主が見つかるまでの期間が読みにくく、長期化することがある
- 内覧対応や近隣への告知が発生し、空き家であることが周囲に伝わりやすい
- 現況によっては買主が見つかりにくく、値下げが必要になる場合がある
- 契約不適合責任を問われる可能性があるため、契約内容の確認が必要
| あなたの状況 | 向く方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 老朽化・雨漏りで買い手が付きにくい | 買取 | 現況のまま引き取ってもらえる |
| 県外在住で早く手放したい | 買取 | 短期間で現金化しやすい |
| 家財処分・解体・草刈りの手間をかけたくない | 買取 | 残置物ありの現況買取に対応する会社がある |
| 松山市中心部など立地が良い | 仲介 | 手取りが増える可能性がある |
迷ったら両方の試算を取って比較するのが確実です。同じ物件でも想定価格・売却までの期間が大きく違います。依頼のしかたとしては、まず上で紹介した会社から対応エリアの合う会社を数社選び、同じ物件情報(所在地・築年数・広さ・現況の写真など)を渡して買取査定と仲介査定の両方を依頼するのが基本です。買取は即時買取額、仲介は媒介契約時の査定額と想定売却期間を提示してもらい、金額だけでなく「いつ・どういう状態で引き渡せるか」まで含めて比較すると判断しやすくなります。
空き家買取.comのおすすめは「買取」です
当サイトの結論として、愛媛県の空き家売却は買取を第一候補にすることをおすすめします。理由は3つあります。第一に、愛媛県の空き家率は19.8%で全国平均13.8%を大きく上回り、仲介で「待てば買い手が現れる」という前提が成り立ちにくいエリアが多いこと。とくに西予市・宇和島市・今治市のように空き家率が25%を超える市では、同じような売り物件が近隣にいくつもある状態です。第二に、地価公示の県平均が34年連続で下落しており、待っている間に値下がりするリスクが上昇余地を上回りやすいこと。第三に、相続した所有者の多くが県外・遠方に住んでおり、内覧対応や草刈り・現地管理が必要な仲介を続けるのが現実的に難しいことです。例外は松山市中心部で、こちらは地価が3年連続で上昇しているため仲介との両にらみで査定を比較する価値があります。逆に南予・島嶼部・郊外の物件ほど、「傷む前に現況のまま買取で手放す」ことが手残りを最大化する現実的な選択になります。
愛媛県の空き家は「どこにあるか」で売り方が変わる
愛媛県は東西に長く、東予・中予・南予でまったく市場の性格が違います。同じ「愛媛の空き家」でも、エリアによって買い手の顔ぶれも適した売り方も変わります。
| エリア | 市場の特徴 | 売却ニーズ | 向く売り方 |
|---|---|---|---|
| ① 中予(松山市・伊予市・東温市・松前町・砥部町) | 県内で買い手が最も多い。松山市の地価公示は全用途平均+0.5%で3年連続上昇、商業地は8年連続上昇。松前町の空き家率は9.4%で県内最低 | 高 | 駅近・条件良好なら仲介で競わせる。郊外・築古は買取併用で比較 |
| ② 東予(今治市・西条市・新居浜市・四国中央市) | 製紙・造船・機械などの産業集積で実需は残るが、今治市の空き家率は25.7%と県内3番目に高い。地価は今治市−0.4%、新居浜市・西条市−0.6%で下落が継続 | 中 | 中心部・幹線道路沿いは仲介可。郊外・島嶼部は買取と両にらみ |
| ③ 南予(宇和島市・八幡浜市・西予市・大洲市・内子町・愛南町など) | 県内で空き家率が最も高いエリア。西予市28.4%、宇和島市27.3%、八幡浜市25.3%、愛南町24.6%。仲介市場の買い手そのものが少ない | 低 | 「売れる今のうちに現況買取」が現実的。空き家バンクとの併用も選択肢 |
| ④ 島嶼部(しまなみ海道沿い・上島町など) | 移住・二地域居住の需要が一定あり、空き家バンクでは数百万円台の成約例もある。一方で解体・資材搬入のコストが高くつきやすい | 物件次第 | 移住向けの空き家バンクと、現況買取の両方を比較する |
ポイントは③です。「郊外だから売れない」のではなく、売り方と相手を変える。南予の物件は仲介市場では買い手が現れにくい一方、現況買取・遠隔対応の会社なら引き取り手があります。放置して雨漏りや白蟻で傷む前に動くことが、手残りを最大化します。同じ四国で空き家率の高さが課題になっている高知県の空き家買取相場の事情も、売り方を考えるうえで参考になります。
「空き家 差し上げます 愛媛」で無償譲渡は本当にお得か
愛媛県では「空き家 差し上げます 愛媛」という検索が非常に多く、松山市・今治市・西条市・東温市と市町村名まで付けて調べられています。維持費や固定資産税の負担から早く手放したいという気持ちの表れですが、無償譲渡には見落としやすい注意点があります。
まず、譲渡先が見つかるまでは所有者のままで、固定資産税と管理責任(倒壊・落下物による賠償責任を含む)を負い続けます。掲示板やSNSでの募集が長期化するほど、この負担は積み上がります。次に、無償で渡す場合でも売買契約書や登記の移転手続きは必要で、契約不適合責任(引き渡し後に欠陥が見つかった場合の責任)の扱いを書面で明確にしないままのやり取りはトラブルの元になります。さらに、個人間で無償譲渡すると、受け取る側に贈与税がかかる可能性があり、「無料だから喜ばれる」とは限りません。
そして最大の問題は、もらってくれる相手が見つからない物件があることです。老朽化が進んだ家、再建築不可の土地、私道や共有持分が絡む土地、農地は、無償でも引き取り手が現れにくい類型です。これらは「無償譲渡が成立しない物件」で、買取の会社が受け皿になります。買取であれば、譲渡先探しの手間や責任関係の整理を会社側に任せたうえで、査定額次第では対価も得られます。「早く手放したい」というゴールが同じなら、無償譲渡と買取の両方を比較検討する価値があります。
愛媛県の空き家バンクはどこで探せるか
「空き家バンク 愛媛」「愛媛県 空き家バンク」もよく検索されます。愛媛県内では市町ごとに空き家バンクが運営されており、売主として登録することもできます。主なものは次のとおりです。
- 松山市 空き家バンクは国土交通省が支援する「全国版空き家・空き地バンク」に参画し、愛媛県不動産コンサルティング協会・全日本不動産協会愛媛県本部・松山宅建協会の3団体の協力で運用されています。離島向けの「松山市里島空き家バンク」や「三津浜町家バンク」も別に用意されています
- いまばり空き家バンクは今治市が運営し、全日本不動産協会愛媛県本部と今治宅地建物取引業協会の協力業者が媒介します。しまなみエリアで380万円・500万円といった売買の掲載例があります
- 西条市空き家バンクは累計の登録件数384件(うち成約128件=売却82件・賃貸46件)で、登録期間は2年間です
- 宇和島市『空き家バンク』物件紹介は掲載期間が登録の次年度から3年間で、100万円台から1,500万円までの物件が並んでいます
- 東温市空き家バンク制度については平成27年7月28日から運用されています
- 大洲市 住まいの空き家バンクは成約実績を公開しており、令和7年度35件・令和6年度31件・令和5年度35件が成約しています
空き家バンクは登録が無料(または低額)で、移住希望者に直接届くのが強みです。一方で、買い手が現れるまでの期間は読めず、その間の管理と固定資産税は所有者の負担です。空き家バンクに登録しつつ、並行して買取査定も取っておくと、「いつまでに手放せるか」の見通しが立ちます。
こんな不動産会社は選ばないほうがいい【愛媛版】
- 「愛媛県全域対応」なのに、実際の商圏が松山市近郊だけの会社 — 南予や島嶼部の物件で査定依頼すると現地に来ない・来られない。物件所在地での売却実績を具体的に聞くこと
- 空き家率の高さを説明しない会社 — 愛媛県の空き家率は19.8%で全国7位、使用目的のない空き家率は全国3位です(出典: 愛媛県の空家対策等について)。「近隣に同じような売り物件がどれだけあるか」に触れない査定は、売れるまでの期間を見誤らせます
- 相場より不自然に高い査定額を出す会社(高預かり) — 高値で専任媒介を取り、売れずに値下げを迫るパターン。県平均の地価公示は34年連続で下落しており、待っている間の値下がりリスクは売主が負います
- 解体補助金の話をせずに「解体してから売りましょう」とだけ言う会社 — 愛媛県内では20市町が除却補助を実施しています(出典: 特定老朽危険空家等の除却に係る補助制度について)。補助金・住宅用地特例の解除・現況買取の選択肢を説明せずに解体を勧めるのは、売主の手残りを考えていません
- 免許番号を自分で確かめないまま契約を進めること — 宅地建物取引業の免許番号が公式サイトに載っていない会社もあります。その場合は契約前に免許証の提示を受けるか、国土交通省の宅地建物取引業者検索で番号と有効期間を確認してください
- 無償譲渡や空き家バンクという選択肢に触れない会社 — 買取だけを推して他の手段を伏せる会社より、比較材料を並べてくれる会社のほうが信頼できます
- 残置物・草刈り・解体の費用負担を曖昧にする会社 — 費用をどちらが負担するかで手残りが数十万円変わります。「買取価格」ではなく「手元に残る額」で見積もりをもらいましょう
愛媛県の空き家は今どうなっているか【データで3分】
会社選びの背景として、愛媛県の市場を3つの数字で押さえておきましょう。
① 空き家14万5,600戸・空き家率19.8%(全国7位) — 愛媛県「令和5年住宅・土地統計調査結果の概要」で、県内の空き家は145,600戸と前回調査から15,800戸増えて過去最多になり、総住宅数736,800戸に占める空き家率は19.8%(全国13.8%)と1.6ポイント上昇しました。さらに、用途が定まらない「使用目的のない空き家」は90,100戸・12.2%で、この比率は全国3位です(出典: 愛媛県 令和5年住宅・土地統計調査結果の概要 / 愛媛県 令和5年住宅・土地統計調査 / 総務省統計局 令和5年住宅・土地統計調査 調査の結果)。県も愛媛県の空家対策等についてで、空き家率が全国第7位、使用目的のない空き家率が全国第3位であることを公表しています。
② 地価公示は県平均で34年連続下落、ただし松山市は3年連続上昇 — 令和8年地価公示の愛媛県の平均変動率は全用途平均で0.3%減(平成5年以降34年連続の下落)、住宅地は0.4%減(29年連続の下落)です。一方で松山市は全用途平均0.5%増で3年連続の上昇、商業地は1.0%増で8年連続の上昇となり、県内で前年より地価が上昇した地点は50地点から62地点に増えました(出典: 愛媛県 令和8年地価公示の概要 / 愛媛県 地価調査、地価公示のページ)。「愛媛の空き家だから価格ゼロ」ではなく、松山市中心部と南予・島嶼部で戦略を分けて考える必要があります。
③ 世帯数が調査開始以降はじめて減少に転じた — 愛媛県が令和7年国勢調査の地方集計結果からまとめた資料では、県内の世帯数は令和2年まで増加を続けていましたが、調査開始以降はじめて減少に転じました。1世帯=1住戸と考えると住宅の余剰は加速し、空き家が大量に発生する可能性があると県自身が指摘しています(出典: 愛媛県の空家対策等について)。「親が施設に入った」「相続したが県外に住んでいる」という空き家は、これから増えていく見通しです。
空き家率の高さという点では、同じ四国の高知県の空き家買取相場や、瀬戸内海を挟んだ兵庫県の空き家買取相場も市場の見方の参考になります。
放置のタイムリミットは「勧告→翌年1月1日」
空き家放置のリスクには明確な時間軸があります。
- 草木の繁茂や破損を放置した空き家は、市町の調査により「管理不全空家」または「特定空家」に認定される
- 認定後、改善が見られないと市町から勧告を受ける
- 勧告を受けたまま翌年1月1日を迎えると住宅用地特例が解除され、土地の固定資産税が最大6倍になる
「管理不全空家等」は、令和5年12月13日に施行された改正法で新設された区分です(出典: 国土交通省 空家等対策の推進に関する特別措置法 関連情報)。手続きに協力しない場合の罰則も定められており、市町の立入調査を拒んだり妨害した場合は20万円以下、命令に違反した場合は50万円以下の過料の対象になります(出典: 西条市空家等対策計画)。
愛媛県は空き家率が全国上位で、行政の目も年々厳しくなる傾向にあります。県は平成26年8月に「空家対策に関する検討会」を設置し、平成30年5月26日には産学官38団体が参加する愛媛県空き家対策ネットワークを立ち上げて、市町と一体で対策を進めています。
愛媛県で使える空き家の補助金【2026年度】
愛媛県では、空き家の「解体(除却)」だけでなく、「移住者向けの改修」「売主側の費用補助」まで、市町ごとに制度が用意されています。県も、市町が国の事業を活用して行う特定老朽危険空家等の除却費用に対して費用の一部を支援しており、令和6年4月現在で20市町が市町内全域を対象に除却補助を実施しています。ただし補助率・上限額・受付期間・所得制限は自治体ごとにばらつきが大きく、受付終了や件数制限で使えないケースも珍しくありません。
解体(除却)の補助
上限80万円
例)新居浜市・補助率8/10
移住・改修の補助
上限500万円
例)今治市・指定地域の子育て世帯(子3人以上)
売主側で使える補助
最大10万円×2
例)大洲市・家財処分と媒介手数料(各1/2)
補助制度は大きく3種類。補助率・上限額・受付期間・所得制限は自治体ごとに異なります(金額は本文で紹介している制度の例)。
【解体(除却)の補助】
| 自治体 | 制度名 | 補助率 | 上限額 | 2026年度 受付状況・条件 |
|---|---|---|---|---|
| 新居浜市 | 老朽危険空家除却補助事業 | 8/10 | 80万円 | 募集15件程度。受付は令和8年4月13日開始、交付決定額が予算額に達し次第締切。市内に本店・支店等がある建設業者または解体工事業者による工事で、令和9年2月末までに完了すること。法人は対象外。市税の滞納がないこと。補助金を市から直接施工業者へ交付する代理受領制度あり |
| 西条市 | 老朽危険空家除却事業 | 4/5以内 | 80万円 | 現に使用されておらず今後も居住の見込みがない住宅で、職員の現地調査による危険度判定の基準を満たすもの。倒壊した場合に道路や隣地に悪影響を及ぼすもの。除却に伴う産業廃棄物の処分費も対象 |
上の2市以外の18市町も除却補助を実施していますが、補助率・上限額は市町ごとに異なります。松山市・今治市・宇和島市・八幡浜市・大洲市・伊予市・四国中央市・西予市・東温市・上島町・久万高原町・松前町・砥部町・内子町・伊方町・松野町・鬼北町・愛南町の窓口一覧は特定老朽危険空家等の除却に係る補助制度について(愛媛県建築住宅課住宅室)にまとまっています。金額と今年度の受付状況は、物件のある市町の担当課に直接確認してください。
【移住・改修の補助】今治市の空き家リフォーム補助は上限500万円
今治市の「住もういまばり!空き家リフォーム補助金(移住者住宅改修支援事業費補助金)」は、県外から移住した人が空き家バンクを通じて購入・賃借した空き家の改修費と家財道具の搬出費を補助する制度です。補助率は3分の2で、上限額は住宅改修が働き手世帯100万円、子育て世帯は子ども1人200万円・2人300万円・3人以上400万円、家財道具搬出は20万円。人口減少率の著しい指定地域ではさらに上がり、住宅改修が働き手世帯150万円、子育て世帯は子ども1人300万円・2人400万円・3人以上500万円、家財道具搬出25万円となります。原則として予算額を上限とした先着順で、年度当初の第1次募集は予算超過時に抽選です。
売主にとって重要なのは、この制度が「買い手側の初期費用を下げる」制度だという点です。解体して更地にしてしまう前に、空き家バンク経由で移住者へ売る道が使えないか検討する価値があります。
松山市にも同様の制度があり、「移住者住宅改修支援事業」は補助対象経費の3分の2で、子育て世帯400万円・働き手世帯100万円・家財道具の搬出20万円が限度です。さらに「わが家のリフォーム応援事業」は補助対象工事費の10%(上限20万円)に加え、空き家バンク加算・省エネ化加算が各30万円あります(出典: 松山市 全国版空き家バンク(チラシ))。
【売主側で使える補助】大洲市は家財処分と媒介手数料を補助
多くの補助が「買う側・住む側」向けなのに対し、大洲市には売主側で使える補助があります。空き家バンク制度に物件を登録した所有者に対し、家財道具などを処分する場合に最大10万円(補助率1/2・空き家バンクに4年以上登録することと市内業者に発注することが条件)、売買契約の締結後に不動産業者へ支払う媒介手数料に最大10万円(補助率1/2・賃貸は対象外)が用意されています(出典: 大洲市 空き家バンク制度のチラシ)。
買い手側には「空き家取得費補助金」があり、補助率1/10で県外移住は最大25〜100万円、県内移住は25〜75万円、大洲市民は50万円が上限です(出典: 大洲市 空き家取得費補助金のチラシ)。売主・買主の双方に補助があるため、大洲市の物件は空き家バンクの活用と買取の両方を比べてから決めるとよいでしょう。
解体費が払えないときは県内の空き家解体ローン
解体費用が用意できないために放置が続くケースは少なくありません。愛媛県は県内の主要金融機関に低金利の空き家解体ローンの創設を依頼し、伊予銀行(いよぎんリフォームローン)・愛媛銀行(ひめぎんニューリフォームローン)・愛媛県信用農業協同組合連合会(リフォームローン・JAバンク営業統括部)・愛媛信用金庫(リフォームローン)・四国労働金庫(無担保住宅ローン)・宇和島信用金庫(うわしん無担保住宅ローン)・東予信用金庫(とうしん無担保住宅ローン)・川之江信用金庫(空き家解体支援ローン)の8機関が取扱いを開始しています(出典: 特定老朽危険空家等の除却に係る補助制度について)。金利や条件は各金融機関へお問い合わせください。
申請前に必ず確認する「5つの落とし穴」
- 先着順・予算上限・件数制限: 新居浜市は募集15件程度で交付決定額が予算に達し次第締切、今治市は原則先着順(第1次募集は超過時に抽選)です。年度初めに動くほど有利です
- 申請者の資格: 新居浜市の除却補助は法人が対象外で、市税の滞納がないことが条件です。共有物件や抵当権などの権利設定がある場合は、共有者・権利者の同意書が必要になります
- 工事業者の指定: 新居浜市は「市内に本店または支店等の事業所を有する建設業者または解体工事業者」に限定、大洲市の家財処分補助も市内業者への発注が条件です
- 着工前申請が必須: 交付決定前に解体した場合は補助対象になりません。見積もり→申請→交付決定→契約・着工の順を守ってください
- 年度・自治体で条件が変わる: 補助制度は毎年更新されます。申請前に必ず物件のある市町へ最新の要件を問い合わせてください
なお、解体して売るか・現況のまま買取に出すかは、解体実負担額(費用−補助金)と固定資産税の増加・売却までの時間を合算して比較する必要があります。解体費用は建物の構造・規模・立地や搬出のしやすさで大きく変わるため、複数の解体業者から見積もりを取って比較してください。新居浜市の注意事項にもあるとおり、空き家を除却すると土地の固定資産税が増額になることがあります。受付終了・件数上限到達・法人所有などで補助が使えない場合は、現況のまま買取のほうが手残りが多くなるケースもあります。
自治体の相談窓口・空き家バンク
補助制度の適用可否や、売る前の管理・活用の相談は、県と市町の窓口で受け付けています。
| 窓口 | 内容 |
|---|---|
| えひめ空き家相談総合窓口 | 県(建築住宅課住宅室)の空き家相談の総合ページ。どこに相談すればよいか迷ったときの入口 |
| 愛媛県の空家対策等について | 県が作成した普及啓発資料「愛媛県の空き家とその対策等について」を公開。全国・県の空き家の状況、空き家になる背景、法制度、個人ができる対策までを解説 |
| 愛媛県空き家対策ネットワーク | 産学官38団体の連携組織。県・市町の空き家相談担当窓口の電話番号一覧を掲載(県は建築住宅課住宅企画係 089-912-2760、松山市住宅課 089-948-6787、今治市建築課 0898-36-1566 ほか)。相続・賃貸・売却・解体・譲渡をテーマにした出前講座や相談会も実施 |
| 特定老朽危険空家等の除却に係る補助制度について | 20市町の除却補助の担当課・直通電話の一覧と、県内8金融機関の空き家解体ローンを掲載。NPO法人愛媛県不動産コンサルティング協会の『空き家相談室』(089-915-2213・平日10時〜16時)も案内されています |
| 公益社団法人 愛媛県宅地建物取引業協会 | 全国宅地建物取引業保証協会と共同で、消費者保護のための無料相談を実施(各地区連絡協議会で月1回)。相談員は宅地建物取引士資格を持つ協会役員 |
| 松山市 空き家バンク | 全国版空き家・空き地バンクに参画。登録の相談は住宅課(089-948-6787)。里島空き家バンク・三津浜町家バンクも別に運用 |
| 西条市空き家バンク | 累計の登録件数384件(うち成約128件=売却82件・賃貸46件)・登録期間2年間。申込は西条産業情報支援センターの空き家相談窓口 |
愛媛県の空き家を売却する流れ【5ステップ】
- 相続登記・名義の確認 — 相続登記は2024年4月から義務化。過去相続分も2027年3月31日が期限で、正当な理由なく放置すると10万円以下の過料の対象となる場合があります(出典: 法務省 相続登記の申請義務化。相続を知った日から3年以内の申請が必要)。まずは法務局で登記事項証明書を取得し、名義が誰になっているかを確認します。名義が祖父母のままでも、戸籍謄本等で相続人を確定させたうえで司法書士と連携して整理できます。相続人が複数いる場合は、誰が売却手続きを進めるかを決めておくと後の工程がスムーズです
- 査定依頼 — 買取と仲介の両方で見積もりを取り比較します。この段階で用意しておくとスムーズなのは、登記事項証明書(または権利証・登記識別情報)、固定資産税納税通知書(評価額の把握用)、建物の間取りがわかる図面(あれば)、現況がわかる写真です。所要期間は会社・査定方法(訪問査定か机上査定か)により異なります
- 業者選び・契約 — 上で紹介した会社のなかで、物件の所在市町が対応エリアに入っているかを確認したうえで、複数社の査定額・条件を比較して依頼先を決めます。契約時には本人確認書類(運転免許証等)と実印・印鑑証明書が必要になるのが一般的です。契約形態(買取なら売買契約、仲介なら媒介契約)の内容は事前に確認してください
- 決済・引き渡し — 契約内容に沿って代金決済と物件の引き渡しを行います。引き渡し時には登記識別情報(権利証)・実印・印鑑証明書・本人確認書類が必要になるのが一般的です。会社によっては家財が残ったままの現況引き渡しに対応しているため、残置物の扱いは契約前に確認しておきます
- 売却後の税務 — 要件を満たせば3,000万円特別控除(2027年12月31日まで)が使える場合があります(出典: 国税庁 No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例。昭和56年5月31日以前に建築された家屋が対象で、相続人が3人以上の場合の控除額は2,000万円)。適用には市町発行の「被相続人居住用家屋等確認書」が必要で、交付に時間がかかることがあるため早めに準備してください。控除の適用可否・確定申告の要否は個別の事情により異なるため、税理士・税務署に確認することをおすすめします
県外在住の方でも、郵送でのやり取りやオンライン面談に対応する会社があります。現地に行けない場合は、契約前に対応可否と手順を依頼先に確認してください。
よくある質問(FAQ)
愛媛県の空き家状況は?
令和5年住宅・土地統計調査によると、県内の空き家は145,600戸で、前回調査から15,800戸増えて過去最多です。総住宅数736,800戸に占める空き家率は19.8%で、全国平均13.8%を大きく上回ります。用途が決まっていない「使用目的のない空き家」は90,100戸・12.2%です(出典: 愛媛県 令和5年住宅・土地統計調査結果の概要)。
愛媛県の空き家率は?
19.8%です(令和5年10月1日現在)。前回の18.2%から1.6ポイント上昇し、過去最高となりました。全国平均は13.8%です(出典: 愛媛県 令和5年住宅・土地統計調査)。
空き家のランキングで愛媛は何位ですか?
愛媛県が公表している資料では、住宅総数に対する空き家率が全国第7位、使用目的のない空き家率(賃貸・売却用と二次的住宅を除く空き家率)が全国第3位です(出典: 愛媛県の空家対策等について)。
愛媛県で空き家率が高い市町はどこですか?
県内で最も高いのは西予市の28.4%で、次いで宇和島市27.3%、今治市25.7%、八幡浜市25.3%、愛南町24.6%と続きます。逆に低いのは松前町9.4%、砥部町14.0%、松山市15.0%、伊予市15.2%です(出典: 愛媛県 令和5年住宅・土地統計調査結果の概要)。空き家率が高い市町は同種の売り物件が多く、仲介で買い手を待つ期間が読みにくくなります。
愛媛県の空き家は増えていますか?
増えています。空き家数は前回調査から15,800戸増の145,600戸で過去最多、空き家率も1.6ポイント上昇しました。県は、世帯数が令和2年まで増加を続けたあと調査開始以降はじめて減少に転じたことを踏まえ、住宅の余剰が加速して空き家が大量に発生する可能性があると指摘しています(出典: 愛媛県の空家対策等について)。
愛媛県の空き家問題は深刻ですか?
空き家率が全国7位、使用目的のない空き家率が全国3位という水準です。県は平成26年8月に「空家対策に関する検討会」を設置し、平成30年5月26日には産学官38団体が参加する愛媛県空き家対策ネットワークを立ち上げて市町と一体で対策を進めています。所有者側から見ると、「同じような空き家が近所にたくさんある」=仲介で競合が多い状態なので、早めに動くほど選択肢が残ります。
愛媛県の空き家の解体補助金はいくらですか?
市町によって異なります。金額を公式に確認できたものでは、新居浜市の老朽危険空家除却補助事業が補助率8/10・上限80万円(出典: 新居浜市)、西条市の老朽危険空家除却事業が補助率4/5以内・上限80万円(出典: 西条市空家等対策計画)です。県内では20市町が除却補助を実施しているため、物件のある市町の担当課へ最新の金額と受付状況を確認してください(窓口一覧: 特定老朽危険空家等の除却に係る補助制度について)。
愛媛県の空き家バンクとは何ですか?
市町が運営し、空き家を「売りたい・貸したい人」と「買いたい・借りたい人」をマッチングする制度です。愛媛県内では松山市・今治市・西条市・東温市・大洲市・宇和島市などが運営しており、登録された物件は市町のホームページや全国版空き家バンクに掲載されます。交渉と契約は宅建業者が媒介し、市町は関与しません。大洲市のように、登録した所有者側に家財処分費・媒介手数料の補助(各最大10万円)を用意している市もあります(出典: 大洲市 空き家バンク制度のチラシ)。
「空き家 差し上げます」で愛媛の空き家を無償譲渡するのと買取はどちらが得ですか?
無償譲渡は「タダで渡せる」ように見えても、譲渡先が決まるまで固定資産税と管理責任が続き、受け取る側に贈与税がかかる可能性もあります。老朽化が進んだ家・再建築不可の土地・共有持分・農地は、無償でも引き取り手が現れにくい類型です。買取なら会社が買主になるため引き取り手を探す必要がなく、査定額次第では対価も得られます。まず買取査定を取って金額を把握してから、無償譲渡と比べるのが現実的です。
愛媛県の空き家はいくらで売れますか?
物件ごとに大きく異なるため、一律の相場は示せません。参考として、宇和島市の空き家バンクには売買希望価格100万円台から1,500万円までの物件が並び(出典: 宇和島市『空き家バンク』物件紹介)、いまばり空き家バンクではしまなみエリアで380万円・500万円の掲載例があります(出典: いまばり空き家バンク)。地価の水準も、3年連続で上昇している松山市と、下落が続く今治市・新居浜市・西条市で差があります(出典: 愛媛県 令和8年地価公示の概要)。買取と仲介の両方で査定を取って比べてください。
県外に住んでいても愛媛の実家を売却できますか?
できます。郵送でのやり取りやオンライン面談に対応する会社があり、上で紹介した会社にも遠方対応を掲げる会社や、県外在住の売主から相続空き家を買い取った事例を公開している会社があります。現地の草刈りや残置物の処分を会社側が負担する買取もあります。契約前に、現地に行かずに進められる範囲と手順を依頼先に確認してください。
相続登記が済んでいない空き家でも売れますか?
売却するには名義を相続人に移す必要がありますが、相続登記が未了の段階から相談を受け付け、司法書士と連携して整理してくれる会社があります。相続登記は2024年4月から義務化され、過去の相続分も2027年3月31日が期限です(出典: 法務省 相続登記の申請義務化)。登記の状況がわからない場合も、まず査定と並行して名義の確認から進められます。
買取と仲介はどちらが良いですか?
早さと確実さを優先するなら買取、価格の上限を狙うなら仲介です。愛媛県は空き家率が19.8%と高く、南予・島嶼部では仲介の買い手そのものが少ないため、買取のほうが現実的なケースが多くなります。一方、地価が3年連続で上昇している松山市中心部の物件は仲介で競わせる価値があります。同じ物件で買取査定と仲介査定の両方を取り、「いくらで・いつ・どの状態で引き渡せるか」をセットで比べるのが確実です。
まとめ|比較して、放置だけは避ける
愛媛県の空き家は145,600戸・空き家率19.8%で全国7位、使用目的のない空き家率は全国3位です。西予市・宇和島市・今治市では空き家率が25%を超え、同じような売り物件が近所にいくつもある状態です。県平均の地価公示は34年連続で下落しており、「待てば高く売れる」が成立しにくい市場だと言えます。
だからこそ、やることは2つだけです。対応エリアの合う会社を数社選んで、買取と仲介の両方の査定を取ること。そして、解体補助金・空き家バンク・無償譲渡も含めて、手残り額で比べること。大洲市のように売主側の費用を補助する市もあり、今治市・松山市のように買い手の改修費を補助する制度は空き家バンク経由の売却を後押しします。使える制度は物件のある市町の窓口で確認してください。
放置している間も固定資産税はかかり、勧告を受けたまま翌年1月1日を迎えれば住宅用地特例が外れて土地の固定資産税は最大6倍になります。どこに相談すればよいか迷ったら、まずえひめ空き家相談総合窓口で県・市町の相談先を確認し、並行して買取査定を取って金額の目安をつかむところから始めてください。
