本記事について

当メディア運営会社のサービスを含め、各社の対応エリア、買取対象物件、サービスの特徴などを紹介しています。

なお、掲載順は各社の優劣を示すランキングではありません。

「松江の実家を相続したけれど、県外に住んでいて手が回らない」「大田や江津の古い家を何年も空けたまま、どうすればいいか分からない」——そんな島根県の空き家について、どの会社に相談すればいいかをこのページで比較できます。

会社選びに必要な情報(対応エリア・免許番号・得意分野)を最初にまとめました。相場や補助金、空き家バンクとの使い分けは後半で解説します。

島根県の空き家買取におすすめの不動産会社8選

島根県内で、公式サイトで自社による直接買取を明記している不動産会社を8社ご紹介します。株式会社Triikuを最初に、続けて各社の特徴を紹介します。(掲載会社の考え方は掲載会社についてをご覧ください)。

掲載順 会社名 Google評価 総合スコア
1 株式会社Triiku 4.9 4.32
2 有限会社アイディーワーク(LIXIL不動産ショップ) − 3.10
3 株式会社穴吹ハウジングサービス 山陰営業所 − 3.10
4 有限会社スエタ不動産 − 3.10
5 林谷工業株式会社 − 3.10
6 株式会社LOCAL不動産 − 3.10
7 まつえ・いずも不動産買取センター(アセットパートナーズ) 1.0 2.96
8 株式会社第一ホーム 2.9 2.83

※この掲載順はおすすめ順位ではなく、評価の優劣を示すものではありません。

掲載会社について

ここで紹介しているのは、公式サイトで自社による直接買取を明記している会社です。仲介のみを行う会社は掲載していません。Google口コミの評価や、会社情報の開示状況(宅建業免許番号・所在地・電話番号・買取実績)などの公開情報をもとに、2026年9月時点の内容をまとめています。掲載順は紹介の順番であり、各社の優劣や順位を示すものではありません。買取の可否や金額を保証するものでもありません。表の総合スコアは、Google口コミの評価と件数(ベイズ平均)に、会社情報の開示状況(宅建業免許番号・所在地・電話番号・買取実績)を加味して算出した参考値です。掲載順はスコア順ではありません。

各社の詳細

1. 株式会社Triiku

空き家の直接買取 残置物があっても現状買取 東京都港区

株式会社Triiku 公式サイト
(出典: 株式会社Triiku公式サイト)

空き家買取事業と訳あり物件買取事業を手がける会社です。公式サイトに「Triikuが行うのは、”仲介”ではなく、”空き家の直接買取”です」と明記され、「Triikuはお客さまの物件を直接買い取るため、迅速なご処分が可能です」として、自社が買主となる方式であることが確認できます。

残置物があっても現状買取に対応するとしており、家財や不要品を片付け終えてからでないと売れない、という手間を省けます。相談から買取・引き渡しまでスピード感を持って対応するとしています。

全国の物件に対応しており、山間部の買取実績もあると公式サイトに明記されています。島根県は江津市・大田市・浜田市のように空き家率が20%を超える市があり、中山間地や石見地方の物件は買い手が限られます。こうした土地の物件を扱える会社は、相談先の候補に入れておく価値があります。全国空き家対策コンソーシアム・一般社団法人公民連携推進機構に加盟している点も公式サイトで確認できます。

片付けや解体に手をかけずに売りたい人、県外に住んでいて何度も現地に行けない人、条件の難しい物件で断られた経験がある人に向いています。

項目 内容
電話番号 03-6845-0996
宅建免許番号 東京都知事(01)第111976号
対応エリア 全国(島根県含む)
得意分野 空き家買取・訳あり物件買取・残置物ありの現状買取

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こんな売主におすすめ

  • 家財・残置物をそのままにして空き家を手放したい人
  • 県外在住で、現地へ何度も足を運べない人
  • 相続したばかりで何から手をつければいいか分からない人

注意点

  • 本社は東京都港区で、島根県内に店舗はありません。現地確認の段取りは事前に確認してください
  • 公式サイトに具体的な取引件数の記載はなく、掲載されているのは個別の事例紹介です
  • 物件の状態によっては買取をお断りする場合があると公式サイトに記載されています

Google口コミ

「他社では売却が難しいと言われた築60年の空き家でしたが、トリイクさんに相談して大正解でした。…相続をして何から手をつけていいか分からない状況でしたが、担当の方が迅速にサポートしてくださり、相談してから1ヶ月足らずで売却ができました。…無事に実家じまいが完了し、肩の荷が下りてホッとしています」(引用元: Googleマップ)

「空き家ばかりの過疎地域で、私は千葉に住んでおり、これからの管理を考えて頭を抱えておりましたが、Triikuさんからお話があり無事に売却する事ができました。土地が畑で登記、建物は未登記となっており、残置物もありましたが、全て対応いただけ非常にスムーズに処理が進み」(引用元: Googleマップ)

(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-18取得)

2. 有限会社アイディーワーク(LIXIL不動産ショップ)

買取再生事業 出雲市大津町 リフォーム部門併設

有限会社アイディーワーク(LIXIL不動産ショップ) 公式サイト
(出典: 有限会社アイディーワーク(LIXIL不動産ショップ)公式サイト)

出雲市大津町のLIXIL不動産ショップです。買取再生事業として「当店では、役割を全うした古い住宅を、シニア世代から買い受け、現代のライフスタイルと新しい生活様式に適したデザインリノベーションを施行した上で販売しております」と公式サイトに明記しており、自社が買主となって古い家を引き取る方式であることが確認できます。

「不動産販売はもちろん、不動産買取にも力を入れており、軽いフットワークとスピード感のあるサービス」を掲げています。リフォーム部門を併設しているため、中古住宅をリフォーム・リノベーションして売り出すのが得意としており、一級建築士事務所(島根県知事登録第(1)10804号)・建設業許可(島根県知事許可(般-2)第8712号)も公式サイトに掲載されています。

メニューには「不動産買取」「仲介売却」「任意売却」が並び、買取と仲介の両方を提示する構えです。出雲市は県内で2番目に空き家が多い市(8,980戸)で、住宅地の平均地価は28,300円/㎡。売れる価格帯の見極めが難しいエリアなので、リフォーム後の売値まで見通せる会社に相談する意味があります。

出雲市とその周辺に空き家を持っている人、古い家をリフォーム前提で引き取ってほしい人、買取と仲介を1社で比べたい人に向いています。

項目 内容
電話番号 0853-31-8980
宅建免許番号 島根県知事(2)第1306号
対応エリア 出雲市を中心とした県東部
得意分野 古い住宅の買い受けとデザインリノベーション(買取再生)・仲介売却・任意売却

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こんな売主におすすめ

  • 出雲市・斐川町の周辺に空き家がある人
  • リフォームすれば使える家を、工事の手間なく手放したい人
  • 買主が付かない築古住宅の出口まで相談したい人

注意点

  • 対応エリアの市町村単位の範囲は公式サイトで明記されていません。県西部や隠岐の物件は対応可否を確認してください
  • 残置物や解体の扱いは公式サイトでは確認できませんでした。査定時に確認してください
  • 空き家・相続物件に特化した専門ページはなく、買取再生事業の枠組みでの対応です

口コミ
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(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-18取得)

3. 株式会社穴吹ハウジングサービス 山陰営業所

買取再販 松江市朝日町 徳島・島根・鳥取・兵庫・大阪

株式会社穴吹ハウジングサービス 山陰営業所 公式サイト
(出典: 株式会社穴吹ハウジングサービス 山陰営業所公式サイト)

松江駅前の松江SUNビルに山陰営業所を置く会社です。会社概要の事業内容欄に「不動産の売買(仲介・買取再販)・賃貸(仲介・管理)」と、買取再販が業務として明記されています。

徳島・島根・鳥取・兵庫・大阪の5府県で不動産事業を展開しており、山陰営業所は島根県と鳥取県の物件をまとめて扱う拠点です。松江市・出雲市の物件特集を公式サイトで公開しており、県東部から鳥取県西部までを一つの商圏として見ている点が特徴です。

公益社団法人島根県宅地建物取引業協会の会員で、中国地区不動産公正取引協議会にも加盟しています。無料査定の窓口と来店予約が公式サイトに用意されており、スタッフ紹介も公開されています。松江駅から徒歩圏の営業所なので、県外から来て打ち合わせをする場合も動きやすい立地です。

松江市・出雲市に物件がある人、県境をまたいで買い手を探してほしい人、来店して話を詰めたい人に向いています。

項目 内容
電話番号 0800-170-1188
宅建免許番号 国土交通大臣(10)第3492号
対応エリア 島根県・鳥取県(山陰営業所)/ほかに徳島・兵庫・大阪
得意分野 不動産の売買(仲介・買取再販)・賃貸(仲介・管理)

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こんな売主におすすめ

  • 松江市・出雲市に空き家や土地を持っている人
  • 島根県と鳥取県の両方で買い手を探してほしい人
  • 松江駅の近くで対面の打ち合わせをしたい人

注意点

  • 山陰営業所の商圏は県東部が中心です。石見地方(浜田市・益田市など)や隠岐の物件は対応可否を確認してください
  • 空き家・相続物件に特化した専門ページはなく、事業内容としての買取再販の記載です
  • 残置物・解体の扱いは公式サイトでは確認できませんでした。査定時に確認してください

口コミ
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(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-18取得)

4. 有限会社スエタ不動産

現況のまま買取 浜田市殿町 家財の処分不要

有限会社スエタ不動産 公式サイト
(出典: 有限会社スエタ不動産公式サイト)

浜田市殿町のスエタRビルに事務所を置く会社です。売却希望者向けのページに「売却希望の家・土地・マンション【そのまま】買い取ります!!」と掲げ、「【当社買取りによるお客様のメリット】」として「1,早期回答 2,荷物・家財の処分不要 3,古家の場合でも解体不要」「4,即現金化 5,仲介手数料不要 6,「こっそり」売却可能」の6点を明記しています。自社が買主となる方式であることが確認できます。

家財の処分も解体も不要という書き方をしているのは、島根県内の会社では珍しい部分です。浜田市は空き家率22.85%・空き家6,920戸で県内3番目に空き家率が高く、住宅地の平均地価は24,700円/㎡。片付けや解体にお金をかけたぶんを売値で回収しにくいエリアなので、現況のまま引き取る選択肢は現実的です。

「訪問なしの価格査定」「【相続】浜田市での売却相談」「浜田市売買ナビ」といった窓口を用途別に用意しており、相続で困っている段階からの相談も受け付けています。業務内容はアパート斡旋・管理、宅地造成・分譲、土地建物売買、建物のリフォームで、1997年設立・従業員6名の地元密着の体制です。

浜田市周辺に空き家がある人、家財の片付けや解体をしたくない人、周囲に知られずに売りたい人に向いています。

項目 内容
電話番号 0855-24-2030
宅建免許番号 島根県知事(6)第951号
対応エリア 浜田市を中心とした県西部
得意分野 現況のままの買取(家財処分・解体不要)・相続物件の売却相談・賃貸管理

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こんな売主におすすめ

  • 浜田市・江津市の周辺に空き家がある人
  • 家財がそのまま残っている家を、片付けずに手放したい人
  • 売却を近所に知られたくない人

注意点

  • 対応エリアの市町村単位の範囲は公式サイトで明記されていません。松江市・出雲市の物件は対応可否を確認してください
  • 従業員6名の小規模な体制です。繁忙期の対応スピードは事前に確認してください
  • 買取の可否や価格の目安は公式サイトに記載がないため、まず無料査定で確認が必要です

口コミ
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(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-18取得)

5. 林谷工業株式会社

不動産買取 松江市東津田町 松江市・出雲市・安来市

林谷工業株式会社 公式サイト
(出典: 林谷工業株式会社公式サイト)

松江市東津田町に本社を置く会社で、会社概要の事業内容欄に「総合建築業」「不動産買取」「土地分譲販売」「マンション分譲販売」が並び、不動産買取が業務として明記されています。昭和44年設立の地元企業です。

公式サイトは「不動産売却査定センター」として運営されており、「かんたんAI査定」「無料訪問査定」「無料現地調査査定」「買取査定」の4つの入口を用意しています。売るかどうか決めていない段階でも金額の目安を取りやすい構成です。

「住み替え・相続・離婚・ローン支払い難」といったさまざまな売却事情に対応するとしており、相続物件の売却に関する解説記事も公式サイトで公開しています。対応エリアは松江市・出雲市・安来市。松江市は空き家11,510戸で県内最多、安来市も空き家率16.44%で、いずれも買い手が見つかる地域と見つからない地域が混在します。建築も手がける会社なので、解体・建て替えまで含めた出口の相談ができます。

松江市・出雲市・安来市に物件がある人、まず概算だけ知りたい人、建築や解体まで含めて相談したい人に向いています。

項目 内容
電話番号 0852-24-3310
宅建免許番号 島根県知事(6)第914号
対応エリア 松江市、出雲市、安来市
得意分野 不動産買取・総合建築業・土地/マンション分譲販売・相続物件の売却

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こんな売主におすすめ

  • 松江市・出雲市・安来市に空き家や土地を持っている人
  • 電話や訪問の前に、ネットで概算の査定額を知りたい人
  • 解体や建て替えも選択肢に入れて相談したい人

注意点

  • 対応エリアは松江市・出雲市・安来市と公式サイトに明記されています。石見地方や隠岐の物件は対象外の可能性があります
  • AI査定は物件データベースをもとにした自動計算で、実際の買取額とは異なります
  • 残置物の扱いは公式サイトでは確認できませんでした。査定時に確認してください

口コミ
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6. 株式会社LOCAL不動産

不動産買取事業 松江市浜乃木 管理・解体・草刈りまで

株式会社LOCAL不動産 公式サイト
(出典: 株式会社LOCAL不動産公式サイト)

松江市浜乃木の浜乃木ビルに事務所を置く会社です。公式サイトの「私たちのサービス」に「不動産買取事業」の項目があり、「不動産を売却したい方には、スピーディかつ安心して取引できる不動産買取サービスをご提供します。お客様の希望に合わせて、公正な価格で買取を進めます。」と明記され、代表挨拶でも「私たちLOCAL不動産は、…さらには不動産の買取も行っていますので、何でもお気軽にご相談ください」と自社での買取を表明しています。

サイトの入口が「すぐ売りたい(買取)」と分かれており、買取を前提にした相談がしやすい構成です。特徴は家やお庭の管理・リフォーム・解体・シロアリ駆除・草刈りまで自社の看板で受けている点で、「売るかどうかを決める前に、とりあえず草刈りだけ頼みたい」という段階から相談できます。

相続の相談も受け付けるとしており、松江市内で空き家を持て余している人の受け皿になりやすい会社です。松江市は空き家11,510戸で県内最多。市街地に近い物件なら仲介、傷みが進んだ物件なら買取と、同じ会社の中で比べられます。

松江市内に空き家がある人、草刈りや管理から相談したい人、解体も含めて1社で済ませたい人に向いています。

項目 内容
電話番号 0852-69-3922
宅建免許番号 島根県知事免許(2)第1298号
対応エリア 松江市を中心とした島根県内
得意分野 不動産買取・賃貸/売買の仲介・家と庭の管理・リフォーム/解体・相続の相談

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こんな売主におすすめ

  • 松江市内に空き家を持っている人
  • 売る前の草刈り・管理から相談したい人
  • 解体やリフォームの手配もまとめて任せたい人

注意点

  • 対応エリアの市町村単位の範囲は公式サイトで明記されていません。県西部・隠岐の物件は対応可否を確認してください
  • 定休日は水曜・日曜・祝日です。平日に連絡が取りにくい場合は問い合わせフォームを使ってください
  • 残置物の扱いや買取実績の件数は公式サイトでは確認できませんでした

口コミ
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7. まつえ・いずも不動産買取センター(アセットパートナーズ)

直接買取 松江・出雲の2拠点 買取後にリノベーション再販

まつえ・いずも不動産買取センター(アセットパートナーズ) 公式サイト
(出典: まつえ・いずも不動産買取センター(アセットパートナーズ)公式サイト)

松江市千鳥町と出雲市今市町にオフィスを置き、「松江・出雲不動産買取センター」の名前で買取事業を行っている会社です。公式サイトに「松江・出雲不動産買取センターでは、お客様との直接の査定相談により不動産の買取を行っております」と明記され、よくある質問でも「仲介売却では仲介手数料が必要ですが当社買取の場合は不要です」として、自社が買主となる方式であることが確認できます。会社概要の主な事業欄にも「不動産買取販売」が掲げられています。

買い取った不動産は大幅なリノベーションを施して再販する方針を公式サイトに掲げており、「弊社では、不動産の買い取り・販売から物件のリノベーションなど、土地・建物の取り扱いを主な事業としています」と説明しています。買取の流れも「査定→買取・媒介査定→買取価格の提示→契約」と段階ごとに公開されています。

もう一つの特徴は、弁護士・司法書士・税理士・社会保険労務士・行政書士と組んで相続・任意売却・債務管理の相談も受ける体制です。名義が未整理の空き家や、住宅ローンが残っている家のように法律・税務の整理が必要な物件で相談しやすい構えです。対応は島根県東部エリアが中心です。

松江市・出雲市に物件がある人、相続や債務の整理と売却を同時に進めたい人、仲介と買取のどちらが向くか一緒に検討したい人に向いています。

項目 内容
電話番号 0852-67-6574
宅建免許番号 島根県知事(2)第1262号
対応エリア 島根県東部(松江オフィス・出雲オフィス)
得意分野 不動産買取販売・リノベーション再販・不動産仲介・相続/任意売却/債務管理の相談

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こんな売主におすすめ

  • 松江市・出雲市に空き家や土地を持っている人
  • 相続の話が済んでおらず、専門家と一緒に整理したい人
  • 買取と仲介の両方の見積もりを1社で比べたい人

注意点

  • 対応は島根県東部エリアが中心です。石見地方・隠岐の物件は対応可否を確認してください
  • Google口コミは件数が少ないため、判断材料は公式サイトの記載と実際の面談でご確認ください
  • 残置物や解体の扱いは公式サイトでは確認できませんでした。査定時に確認してください

Google口コミ

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8. 株式会社第一ホーム

現金買取 浜田市黒川町(浜田駅前) 江津営業所あり

株式会社第一ホーム 公式サイト
(出典: 株式会社第一ホーム公式サイト)

浜田駅前に本社、江津市和木町に営業所を置く会社です。売却希望者向けのページに「☆☆現金買取☆☆」と掲げ、「ご不要となった ”土地建物” は、ございませんか。」と呼びかけ、「・売却処分、仲介、買取を行っています。」と自社で買取を行うことを明記しています。

同じページに「・敷地及び居宅内の清掃。」「・不要な家財などの処分。」と並べており、清掃や家財の処分まで含めた相談を受け付ける構えです。「※遠方の方も、お気軽にご相談ください。」との記載もあり、県外に住む相続人からの相談を想定しています。

建売住宅・中古住宅・売土地の販売、新築・リフォーム、賃貸(浜田・江津)を手がける地域密着の会社で、借家・アパートオーナー向けの代行管理も行っています。浜田市(空き家率22.85%)と江津市(同28.33%で県内最高)はいずれも空き家率が高いエリアで、この2市に拠点を持つ会社は限られます。

浜田市・江津市に空き家がある人、清掃や家財処分から相談したい人、県外から遠隔で進めたい人に向いています。

項目 内容
電話番号 0855-23-1520(江津営業所 0855-52-3800)
宅建免許番号 公式サイトでは確認できませんでした
対応エリア 浜田市・江津市
得意分野 現金買取・売却処分/仲介・建売住宅/中古住宅の販売・賃貸管理

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こんな売主におすすめ

  • 浜田市・江津市に空き家を持っている人
  • 家財が残ったままで、清掃も含めて相談したい人
  • 浜田駅の近くで対面の相談をしたい人

注意点

  • 宅地建物取引業免許の番号は公式サイトに記載が見当たりませんでした。国土交通省の宅地建物取引業者検索でご確認ください
  • 対応は浜田市・江津市が中心です。県東部・隠岐の物件は対応可否を確認してください

Google口コミ

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買取と仲介、どちらを選ぶ?迷ったときの判断基準

買取価格は仲介の市場価格より低くなるのが一般的です(下落幅は物件により異なります)。それでもどちらが向くかは状況で決まります。まずは買取・仲介それぞれの特徴を押さえておきましょう。

買取 仲介 売る相手=不動産会社 売る相手=一般の買い手 価格:低くなりやすい 価格:高くなる可能性 期間:条件が合えば短い 期間:読みにくい 家財:残したまま可の会社あり 家財:片付けを求められがち 内覧:ほぼ不要 内覧:その都度の対応が必要 手数料:仲介手数料が不要 手数料:仲介手数料がかかる

図: 買取と仲介の違い(下落幅・期間は物件によって異なります)

買取のメリット

  • 買主を探す期間がなく、条件が合えば短期間で現金化できる
  • 現況のまま(残置物・老朽箇所そのまま)引き渡せる会社が多い
  • 契約不適合責任(引き渡し後に欠陥が見つかった場合の責任)を負わずに済む契約形態を取る会社が多い
  • 内覧対応や近隣への告知が最小限で済み、周囲に知られにくい

買取のデメリット

  • 成約価格は仲介の想定売却価格より低くなりやすい
  • 買主候補が1社(またはその関連会社)に限られるため、価格の妥当性を自分で比較しにくい
  • 会社によって得意な物件・エリアが異なり、査定額に差が出やすい
  • 買取に慣れていない会社に依頼すると、対応が事務的になる場合がある

仲介のメリット

  • 市場で買主を募るため、条件次第で買取より高い価格で売れる可能性がある
  • 複数の購入希望者が現れれば、価格や条件を比較できる
  • 不動産会社が売却活動(広告・内覧対応)を代行してくれる

仲介のデメリット

  • 買主が見つかるまでの期間が読みにくく、長期化することがある
  • 内覧対応や近隣への告知が発生し、空き家であることが周囲に伝わりやすい
  • 現況によっては買主が見つかりにくく、値下げが必要になる場合がある
  • 契約不適合責任を問われる可能性があるため、契約内容の確認が必要
あなたの状況 向く方法 理由
築年数が古く買い手が付きにくい 買取 現況のまま引き取ってもらえる
県外在住で早く手放したい 買取 短期間で現金化しやすい
家財処分・解体の手間をかけたくない 買取 残置物ありの現況買取に対応する会社がある
松江駅・出雲市中心部の周辺など立地が良い 仲介 手取りが増える可能性がある

迷ったら両方の試算を取って比較するのが確実です。同じ物件でも想定価格・売却までの期間が大きく違います。依頼のしかたとしては、まず上で紹介した会社から対応エリアの合う会社を数社選び、同じ物件情報(所在地・築年数・広さ・現況の写真など)を渡して買取査定と仲介査定の両方を依頼するのが基本です。買取は即時買取額、仲介は媒介契約時の査定額と想定売却期間を提示してもらい、金額だけでなく「いつ・どういう状態で引き渡せるか」まで含めて比較すると判断しやすくなります。

空き家買取.comのおすすめは「買取」です

当サイトの結論として、島根県の空き家売却は買取を第一候補にすることをおすすめします。理由は3つあります。第一に、島根県の空き家は2023年調査で54,600戸・空き家率17.05%(全国13位)まで増え、そのうち売却などの使用目的がない物件が36,300戸(66.5%)に上ると報じられています。売り物件が多い地域で仲介の順番を待つのは時間がかかります。第二に、住宅地の公示地価は平均変動率▲0.4%で、平成15年から24年連続の下落が続いていること。「待てば上がる」という前提が県全体では成り立ちにくい水準です。第三に、遠方に住んでいる場合は、草刈り・通気・郵便物の確認といった現地管理を続けるのが現実的に難しいことです。例外は松江市学園周辺や松江駅・出雲市中心部のように地価が上昇している地域で、その場合は仲介との両にらみで査定を比較する価値があります。逆に石見地方や中山間地の物件ほど、「傷む前に現況のまま買取で手放す」ことが手残りを最大化する現実的な選択になります。

島根県の空き家は「どこにあるか」で売り方が変わる

同じ島根県でも、エリアによって買い手の数がまったく違います。空き家率と地価を重ねて見ると、売り方の判断がつきやすくなります。

島根県内の市別 空き家率(2023年調査) 江津市 28.33% 大田市 25.66% 浜田市 22.85% 益田市 18.51% 安来市 16.44% 雲南市 15.44% 出雲市 11.95% 松江市 11.90% 全国平均 13.84%

図: 島根県内の市別空き家率(出典は下記の市場データのセクションに記載)

松江市(空き家率11.90%・空き家11,510戸)は県庁所在地で、空き家率は全国平均13.84%を下回ります。住宅地の平均地価は51,800円/㎡で県内1位、最高地点は松江市学園2丁目463番の101,000円/㎡(前年比+7.1%)で県内の上昇率1位でもあります。県の地価公示の概要には、朝ドラの影響も受けて松江駅周辺の地価は上昇傾向が継続していると記載されています。需要が残るエリアなので、仲介での売却も選択肢に入ります。一方で空き家の実数は県内最多で、市街地から離れた地域は事情が異なります。

出雲市(空き家率11.95%・空き家8,980戸)も空き家率は全国平均を下回りますが、実数では県内2位です。住宅地の平均地価は28,300円/㎡で、松江市の半分強。県の概要でも「松江市や出雲市の利便性の良い地域への人の流れが継続」とされており、斐川町上直江2998番(+4.1%)のように上昇している地点もあります。

浜田市(空き家率22.85%・空き家6,920戸)は石見地方の中心都市で、住宅地の平均地価は24,700円/㎡。住宅地の下落率上位には浜田市国分町762番(▲3.5%)も入っています。空き家率が20%を超えるエリアでは、待てば売れるという前提が立ちにくくなります。

江津市(空き家率28.33%・空き家3,640戸)は県内で空き家率がもっとも高い市です。住宅地の平均地価は18,000円/㎡。大田市(空き家率25.66%・空き家4,550戸)は住宅地の平均地価15,300円/㎡で県内の市では最安の水準、さらに賃貸・売却用を除いた「放置」の空き家率が22.67%で県内最高です。この2市の物件は、地元の会社だけでなく全国対応の買取会社も含めて相談先を広げるのが現実的です。

益田市(空き家率18.51%・空き家4,090戸/住宅地平均26,900円/㎡)と安来市(16.44%・2,520戸/26,300円/㎡)、雲南市(15.44%・2,260戸/19,900円/㎡)も全国平均を上回ります。町部はさらに水準が下がり、住宅地の平均価格は町部全体で16,300円/㎡(県全体は34,600円/㎡)。吉賀町は8,100円/㎡、川本町は11,300円/㎡、奥出雲町は14,400円/㎡です。隠岐の島町は22,400円/㎡で、島しょ部は解体業者の手配や現地確認の段取りが本土とは異なるため、対応実績を必ず確認してください。

「島根県の空き家バンク」と買取業者、どう使い分けるか

島根県は「島根県空き家バンク」「島根県大田市 空き家バンク」のように、空き家バンク関連の検索がとても多い県です。県も島根県 空き家対策についてのページで市町村の空き家バンクをまとめて案内しています。では所有者としてどちらを選ぶべきか、性質の違いを整理します。

空き家バンク 買取業者に直接売る
相手 移住希望者など、その物件を探している個人 不動産会社
売れるまでの期間 希望者が現れるまで待つ(読めない) 条件が合えば短期間
価格 当事者間の交渉次第 会社の提示額
手続き 登録申請→現地調査→仲介業者の選定などの段取りがある 査定→契約→決済
家財・傷み 買い手が住める状態が前提になりやすい 現況のまま対応する会社がある
費用 登録は無料の自治体が多い 仲介手数料は不要(買取の場合)

島根県のバンクは市町村ごとに独立して運営されています。松江市空き家バンクは橋北・橋南・玉湯町・鹿島町・宍道町などの地域別に検索できる仕組みで、貸したい・売りたい所有者を募集中です。出雲市の空き家対策(いずも空き家バンク)は空き家バンクと相談先一覧、登録支援補助金をひとまとめに公開しています。浜田市空き家バンク、大田市の空き家バンク制度、益田市空き家バンクナビも同様に、それぞれの市が窓口です。

「住める状態で、時間をかけてもいいから地域に使ってもらいたい」ならバンク。「傷んでいる/家財が残っている/期限がある」なら買取——この線引きで考えると迷いにくくなります。どちらか一方に絞る必要はなく、バンクに登録しつつ買取査定を取って比べる進め方もできます。

なお、市町村のバンクは自治体によって「売りたい所有者への奨励金」を用意しています。益田市は空き家バンクに登録すると登録推進奨励金(固定資産税相当額・上限3万円)と家財処分費の登録支援補助金(上限3万円)が受けられます。大田市はおおだに住もう移住者定住支援事業で、空き家バンクに登録する物件の残存家財の処分費を2分の1以内・上限15万円まで補助します。「登録だけで数万円」の制度なので、バンクを検討するなら先に確認しておくと得です。

島根の空き家バンクで「50万円の家」は買いか、売り手から見るとどうか

「島根県の空き家バンク 50万円」という検索が一定数あります。実際、島根県の空き家バンクには安い価格帯の物件が並びます。たとえば浜田市空き家バンクには、2026年9月時点で売買150万円(旭地域)・450万円(三隅地域)といった物件が掲載され、益田市空き家バンクナビには100万円〜850万円台の物件が並んでいます。

買う側から見れば安く見えますが、売る側から見ると「安い値段を付けても売れるとは限らない」のがバンクの現実です。バンクは情報を載せる場であり、買い手が現れるかどうかは需要次第です。価格を下げるほど、修繕費や家財処分費が自己負担のままになる割合が増えます。

売り手として考えるべき順番は次の3つです。

  1. まず買取査定を1〜2社取る — 「いくらで、いつまでに手放せるか」が数字で分かります
  2. バンクの登録奨励金・家財処分補助が使えるか確認する — 益田市・大田市のように所有者側の制度がある自治体もあります
  3. 管理を続ける費用と比べる — 固定資産税・草刈り・通気の交通費を年単位で足すと、値下げして待つより早く手放したほうが手残りが多くなる場合があります

「島根の空き家を無料で譲ります」は本当にお得か

「島根 空き家 無料」という検索も一定数あります。ただし無料で譲り渡すという判断は、多くの場合いちばん損をします。理由は3つあります。

  1. タダでも名義は動かない — 無償で譲る場合も所有権移転登記が必要で、登録免許税・司法書士報酬はかかります。相続登記が済んでいなければ、その費用も先に発生します
  2. もらう側に税金がかかる — 個人から個人への無償譲渡は贈与とみなされ、受け取った人に贈与税がかかる場合があります。結果として引き受け手が見つからないことが多いです
  3. 買取なら0円ではない可能性がある — 上で紹介した会社のうち複数が、現況のまま・家財ありでの買取に対応すると公式サイトに明記しています。「無料で引き取ってもらう」前に、まず買取査定を取ると金額の目安が分かります

無料譲渡を考える前に、買取査定を1〜2社取って「いくらになるか」を確かめるほうが確実です。

ゴミ・家財が残ったままの空き家でも買取できるか

「まず片付けなければ売れない」と思って何年も止まってしまう人が多いところです。結論から言うと、家財が残ったままでも買取に対応する会社があります。

上で紹介した会社のうち、株式会社Triikuは「残置物があっても現状買取」と公式サイトに明記しています。有限会社スエタ不動産は「【そのまま】買い取ります!!」として「荷物・家財の処分不要」「古家の場合でも解体不要」を挙げています。株式会社第一ホームは売却相談のページに「・敷地及び居宅内の清掃。」「・不要な家財などの処分。」を並べています。

一方で、雨漏り・シロアリ被害・再建築不可といった条件の重い物件は、会社によって扱えるかどうかが分かれます。査定を依頼するときは、①家財の量と種類(仏壇・ピアノ・農機具など処分が難しいもの)②雨漏りや傾きの有無③前面道路の幅と接道の状況を先に伝えると、対応可否の返事が早くなります。

こんな不動産会社は選ばないほうがいい【島根版】

  1. 「島根県全域対応」なのに、実際の商圏が県東部か石見地方の片方だけの会社 — 松江市から益田市までは車で3時間前後かかります。物件所在地での売却実績を具体的に聞いてください
  2. 中山間地・島しょ部の事情を説明しない会社 — 江津市28.33%・大田市25.66%のように空き家率が20%を超えるエリアでは、買い手の数そのものが限られます。ここに触れずに「すぐ売れます」と言う査定は要注意です
  3. 相場より不自然に高い査定額を出す会社(高預かり) — 高値で専任媒介を取り、売れずに値下げを迫るパターン。空き家が多い地域では売れ残りが長期化しやすく、その間の草刈り・通気・固定資産税は売主負担です
  4. 宅建免許番号を聞いても答えない会社 — 公式サイトに免許番号の記載がない会社もあります。その場合は契約前に免許証の提示を受けるか、国土交通省の宅地建物取引業者検索で番号と有効期間を自分で確認してください。番号を尋ねても答えない会社だけは避けてください
  5. 「解体してから売りましょう」とだけ言う会社 — 解体補助金の対象条件・住宅用地特例(住宅が建っている土地の固定資産税を安くしてくれる仕組み)の解除・現況買取という選択肢を説明せずに解体を勧めるのは、売主の手残りを考えていません
  6. 家財の処分を全部売主に押し付ける会社 — 現況買取に対応する会社が県内にもあります。「片付けてから来てください」で終わる会社に限定する必要はありません
  7. 補助金の受付状況を調べようとしない会社 — 松江市は事前調査が必要で令和9年2月26日までの実績報告、浜田市は着工7日前までの申請が条件です。期限を踏まえた段取りを組めない会社は実務に弱い可能性があります

島根県の空き家は今どうなっているか【データで3分】

会社選びの背景として、島根県の市場を3つの数字で押さえておきましょう。

① 空き家54,600戸・空き家率17.05%(全国13位) — 2023年調査で島根県の空き家数は54,600戸、空き家率は17.05%となり、全国平均の13.84%を上回りました。前回2018年調査から1.68ポイント・6,300戸の増加です(出典: 島根県の空き家率は17.05%で全国13位【2025年版】 / 原典は 総務省統計局 令和5年住宅・土地統計調査 調査の結果)。県も公式ページで「空き家の数は54,600戸あり、住宅総数320,300戸の17.0%」と公表しています(出典: 島根県 空き家対策について)。地元紙は、県内の空き家数が30年間で2.4倍に増えて過去最多となり、売却などの使用目的がない物件が36,300戸・66.5%を占めると報じています(出典: 山陰中央新報デジタル 島根空き家最多5万4600戸)。

② 住宅地の公示地価は▲0.4%・34,600円/㎡で全国41位(2026年) — 島根県の住宅地の平均変動率は▲0.4%で、平成15年から24年連続の下落です。平均価格は34,600円/㎡で全国41位、変動率の順位は全国42位でした。上昇した地点は27地点、横ばいは13地点で、県の概要は「松江市や出雲市の利便性の良い地域への人の流れが継続しており、地価の上昇がみられた」「県西部や中山間地等では、人口減少や高齢化を反映し、地価の下落が継続している」としています(出典: 島根県 令和8年地価公示(島根県分)について)。商業地は▲0.9%・52,500円/㎡(全国43位)、全用途は▲0.5%・40,100円/㎡(全国42位)です。「空き家=価格ゼロ」ではありませんが、「待っていれば上がる」という前提は県全体では立ちにくい水準です。

③ 人口は623,851人で、自然減が続いている — 島根県の推計人口は令和8年5月1日現在で623,851人です。同年4月中の動きを見ると、社会動態は+955人だった一方、自然動態は△566人(出生271人・死亡837人)でした(出典: 島根県推計人口について)。亡くなる人が生まれる人の3倍という状態は、そのまま相続の発生件数でもあります。「親が施設に入った」「相続したが県外に住んでいる」という空き家は、今後も増え続ける見込みです。

山陰で同じように空き家と地価の課題を抱える隣県として、鳥取県の空き家買取相場も参考になります。石見地方から通勤・通学圏でつながる広島県の空き家買取相場は、県北の中山間地の事情が島根県東部・南部とよく似ています。

放置のタイムリミットは「勧告→翌年1月1日」

空き家放置のリスクには明確な時間軸があります。

  1. 草刈り・通気など管理が行き届かない空き家は、市町村の調査により「管理不全空家」または「特定空家」に認定される
  2. 認定後、改善が見られないと市町村から勧告を受ける
  3. 勧告を受けたまま翌年1月1日を迎えると住宅用地特例が解除され、土地の固定資産税が最大6倍になる

「管理不全空家等」は、令和5年12月13日に施行された改正法で新設された区分です(出典: 国土交通省 空家等対策の推進に関する特別措置法 関連情報)。

たとえば土地の固定資産税が年6万円だった空き家が、特例の解除で最大36万円になる計算です(あくまで一例で、実際の額は評価額によって変わります)。松江市は第2次松江市空家等対策計画(計画期間は令和4年度から令和8年度まで、令和6年度に中間見直しの追補)にもとづいて対策を進めており、空家等対策協議会も設置しています(出典: 松江市空家等対策計画・松江市空家等対策協議会)。行政が動き出す前に手を打つほうが、選べる道は多く残ります。

島根県で使える空き家の補助金【2026年度】

島根県内の主要な市には、空き家の解体(除却)費用や家財の処分費を補助する制度があります。ただし松江市と浜田市は「市が危険と判定した空き家」であることが前提で、傷みが軽い空き家は対象になりません。まず市の窓口に相談して、自分の物件が対象になるかを確かめるところから始めてください。

自治体 制度名 補助率 上限額 2026年度の条件・受付
松江市 老朽危険空き家除却支援事業補助金 除却工事費(標準除却費を超える場合は標準除却費)に10分の8を乗じた額の2分の1 50万円 1年以上使用されていない空き家で、老朽度・危険度が市の判定基準を超えるもの。事前調査の申請が必要で、工事着手前に交付申請。令和8年度の受付は4月24日開始・令和9年2月26日までに実績報告。外構・納屋・物置・樹木・家財の撤去費は対象外
出雲市 木造住宅耐震化促進事業補助金(解体除却) 解体除却に要する経費の100分の23以内 40万円(解体除却+新築の「総合支援事業」は5分の4以内・上限100万円) 昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された階数2以下の一戸建て木造住宅が対象。予算がなくなり次第終了。工事前の申請が必要
浜田市 特定空家等除却促進事業 実際の除却工事費と国が示す標準的な除却工事費の低い方に10分の4を乗じた額 50万円 周囲に対して著しく危険な特定空家等が対象。先に市長の認定を受け、認定通知後に除却工事に着手する日の7日前までに申請。申請件数が予定件数に達したら受付終了
大田市 おおだに住もう移住者定住支援事業 改修・家財処分いずれも対象経費の2分の1以内 改修50万円/残存家財の処分15万円 空き家バンクに関わる制度。改修は25万円以上・家財処分は5万円以上の経費が条件。所有者は家財の処分のみ対象で、事業完了後に大田市空き家バンクへUIターン者専用物件として登録すること
益田市 空き家バンク登録推進奨励金/登録支援補助金 奨励金=登録物件の固定資産税相当額/補助金=家財処分費の3分の1以内 いずれも3万円 空き家バンクに2年以上登録し続けることが条件。奨励金の申請期限は登録日から3か月以内または登録年度の3月末日のいずれか早い日。3親等以内の親族と契約した場合は返還

(出典: 松江市 老朽危険空き家除却支援事業補助金について / 出雲市木造住宅耐震化促進事業補助金について / 浜田市 特定空家等除却促進事業 / 大田市 おおだに住もう移住者定住支援事業 / 益田市 空き家バンク登録推進奨励金・登録支援補助金、いずれも2026年9月確認)

島根県の解体補助は「市が危険と判定した空き家」が前提

松江市と浜田市の制度に共通するのは、市が老朽度・危険度を判定した空き家、あるいは特定空家等の認定を受けた空き家でないと使えないという点です。松江市は交付申請の前に「事前調査申請」を出し、市が書類審査と現地調査を行って判定します。浜田市はさらに手前で、市長から特定空家等に該当するという認定をもらう必要があります。

出雲市の制度は少し性質が違い、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅という耐震基準を軸にした枠組みです。危険と判定されていなくても、築年数の条件に合えば解体除却の補助(上限40万円)を検討できます。

つまり島根県では、傷みが軽いうちに「解体補助を使って解体してから売る」という段取りは、出雲市以外では組みにくいということです。そのぶん、現況のまま買取に出すという選択肢の相対的な価値が高くなります。

申請前に必ず確認する「5つの落とし穴」

  1. 着工前申請が必須 — いずれの自治体も交付決定前の契約・着工は補助対象外です。見積もり→(事前調査・認定)→申請→交付決定→契約の順を守ってください。浜田市は着工日の7日前までという明確な期限があります
  2. 予算・件数の上限 — 出雲市は「予算がなくなり次第終了」、浜田市は「申請件数が予定件数に達した場合、受付を終了」と明記しています。年度の後半には枠が埋まっている可能性があります
  3. 事前調査・認定に時間がかかる — 松江市は事前調査の申請→書類審査と現地調査→事前調査結果通知の流れで、そのあとに交付申請です。工事の日取りを先に決めてしまうと間に合いません
  4. 対象経費の線引き — 松江市では外構・納屋・物置・樹木・家財の撤去費は補助の対象に含まれません。「解体費の一部だけが対象」と考えておいてください
  5. 年度内の完了が条件 — 松江市は令和9年2月26日までに実績報告、浜田市は申請年度の3月31日までに除却工事完了が条件です

なお、解体して売るか・現況のまま買取に出すかは、解体実負担額(費用−補助金)と固定資産税の増加・売却までの時間を合算して比較する必要があります。解体費用は建物の構造・規模・立地や搬出のしやすさで大きく変わるため、複数の解体業者から見積もりを取って比較してください。判定の対象外・受付終了などで補助が使えない場合は、現況のまま買取のほうが手残りが多くなるケースもあります。

自治体の相談窓口・空き家バンク

補助制度の適用可否や、売る前の管理・活用の相談は、県と市町村の窓口で受け付けています。

窓口 内容
島根県 空き家対策について(建築住宅課) 県の空き家対策の総合ページ。県内市町村の空き家窓口一覧・空き家相談センターの一覧・空き家バンクの案内・空き家利活用事例集を公開。空き家バンク登録住宅を購入してリフォームする場合は助成額の加算が可能(令和2年度から)
松江市空き家相談窓口 令和7年7月1日に開設された空き家専用の相談窓口。電話0852-33-7502・松江市東本町2丁目60 すままちプラザ2階(一般財団法人 島根県建築住宅センター)・月曜から金曜の9時〜17時・相談無料。解体・売却・管理委託・相続などをまとめて相談できる
松江市空き家バンク 橋北・橋南・玉湯町・鹿島町・宍道町などの地域別に空き家を検索できる。貸したい・売りたい所有者を募集中
松江市空家等対策計画・松江市空家等対策協議会 第2次計画(令和4年度〜令和8年度)と令和6年度の中間見直し(追補版)を公開。市がどういう方針で空き家に関わるかが分かる
出雲市の空き家対策(いずも空き家バンク) 空き家バンク・空き家に関する相談先一覧・出雲市空き家バンク登録支援補助金をまとめたサイト。NPO法人出雲市空き家相談センター(080-2936-7559)も県の一覧で案内されている
浜田市空き家バンク 浜田・三隅・旭などの地域別に賃貸・売買物件を掲載。物件番号つきで公開されている
大田市 空き家バンク制度 都市計画課 市営住宅・空家係(0854-83-8110/8174)が窓口。物件は定住PRサイト「どがどが」で公開。活用したい所有者からの情報も募集中
益田市空き家バンクナビ 物件検索・空き家バンクの仕組み・空き家の改修・申請方法を掲載
島根県宅地建物取引業協会 不動産無料相談所 全宅保証島根本部と共同運営する無料相談所。空き家の具体的な案件は、専門研修を受けた「空き家利活用対応事業者」を案内してもらえる(仲介を依頼する場合は別途費用)
全日本不動産協会 島根県本部 会員業者・物件の検索ができる

島根県の空き家を売却する流れ【5ステップ】

  1. 相続登記・名義の確認 — 相続登記は2024年4月から義務化されました。過去の相続分も2027年3月31日が期限で、正当な理由なく放置すると10万円以下の過料の対象となる場合があります(出典: 法務省 相続登記の申請義務化。相続を知った日から3年以内の申請が必要)。まずは法務局で登記事項証明書を取得し、名義が誰になっているかを確認します。名義が祖父母のままでも、戸籍謄本等で相続人を確定させたうえで司法書士と連携して整理できます。相続人が複数いる場合は、誰が売却手続きを進めるかを決めておくと後の工程がスムーズです
  2. 査定依頼 — 買取と仲介の両方で見積もりを取り比較します。この段階で用意しておくとスムーズなのは、登記事項証明書(または権利証・登記識別情報)、固定資産税納税通知書(評価額の把握用)、建物の間取りがわかる図面(あれば)、現況がわかる写真です。家財が残っている場合は、その量と種類も伝えておきます。所要期間は会社・査定方法(訪問査定か机上査定か)により異なります
  3. 業者選び・契約 — 上で紹介した会社のなかで、物件の所在市町村が対応エリアに入っているかを確認したうえで、複数社の査定額・条件を比較して依頼先を決めます。島根県は東西に長く、松江・出雲の県東部と浜田・益田の石見地方で商圏が分かれます。県東部なら松江市・出雲市の会社、石見地方なら浜田市の会社を軸に選ぶと話が早く進みます。契約時には本人確認書類(運転免許証等)と実印・印鑑証明書が必要になるのが一般的です
  4. 決済・引き渡し — 契約内容に沿って代金決済と物件の引き渡しを行います。引き渡し時には登記識別情報(権利証)・実印・印鑑証明書・本人確認書類が必要になるのが一般的です。会社によっては家財が残ったままの現況引き渡しに対応しているため、残置物の扱いは契約前に確認しておきます
  5. 売却後の税務 — 要件を満たせば3,000万円特別控除(令和9年12月31日まで)が使える場合があります(出典: 国税庁 No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例。昭和56年5月31日以前に建築された家屋が対象で、相続人が3人以上の場合の控除額は2,000万円)。適用には市区町村発行の「被相続人居住用家屋等確認書」が必要で、交付に時間がかかることがあるため早めに準備してください。控除の適用可否・確定申告の要否は個別の事情により異なるため、税理士・税務署に確認することをおすすめします

県外在住の方でも、郵送でのやり取りやオンライン面談に対応する会社があります。現地に行けない場合は、契約前に対応可否と手順を依頼先に確認してください。

よくある質問(FAQ)

島根県の空き家率は?

2023年調査で17.05%です。全国47都道府県のうち13位で、全国平均の13.84%を上回っています。前回2018年調査から1.68ポイント増加しました。

島根県の空き家の件数は?

54,600戸です。県公式ページでも「空き家の数は54,600戸あり、住宅総数320,300戸の17.0%」と公表されています。前回2018年調査から6,300戸の増加です。

島根県の空き家の数は?

54,600戸で過去最多です。地元紙の報道によれば30年間で2.4倍に増えており、そのうち売却などの使用目的がない物件が36,300戸・66.5%を占めます(市場データのセクション)。

島根県で空き家の相談はどこでできますか?

県の空き家対策のページに、市町村の窓口一覧と空き家相談センターの一覧が載っています。松江市は令和7年7月に空き家専用の松江市空き家相談窓口(0852-33-7502・相談無料)を開設しました。出雲市はNPO法人出雲市空き家相談センター(080-2936-7559)が窓口です。売却の可否や金額を知りたい場合は、上で紹介した会社に無料査定を依頼するのが早道です。

島根県の空き家の補助金はいくらですか?

解体(除却)の補助は市によって異なります。松江市の老朽危険空き家除却支援事業補助金は上限50万円、浜田市の特定空家等除却促進事業も上限50万円、出雲市の木造住宅耐震化促進事業補助金の解体除却は上限40万円(解体除却+新築の総合支援事業は上限100万円)です(補助金セクション)。

島根県の空き家改修の補助金はいくらですか?

大田市のおおだに住もう移住者定住支援事業は、UIターン者が空き家を改修する場合に対象経費の2分の1以内・上限50万円を補助します(25万円以上の工事が条件)。あわせて残存家財の処分費も2分の1以内・上限15万円まで対象です。島根県は空き家バンク登録住宅を購入してリフォームする場合に助成額を加算する仕組みも設けています(島根県 空き家対策について)。市町村ごとに条件が違うので、物件のある市町の窓口でご確認ください。

島根の空き家バンクに登録するのと、買取業者に売るのはどちらがいいですか?

住める状態で、時間をかけてもいいから地域に使ってもらいたいなら空き家バンク、傷んでいる・家財が残っている・期限があるなら買取が向いています。両方を同時に進めて比べることもできます(空き家バンクとの使い分けのセクション)。

島根県の空き家バンクに50万円くらいの物件があるのはなぜですか?

空き家バンクは自治体が情報を載せる場で、価格は所有者が決めます。石見地方や中山間地では買い手が限られるため、価格を下げて掲載されている物件があります。浜田市空き家バンクには2026年9月時点で売買150万円・450万円の物件が、益田市空き家バンクナビには100万円台からの物件が掲載されています。売る側から見ると、安くしても買い手が現れるまで待つことになるため、先に買取査定で金額と期間を確かめておくのがおすすめです。

家具やゴミが残ったままの空き家でも買取できますか?

対応する会社があります。このページで紹介している会社のうち複数が、残置物があっても現況のまま買い取る、または家財の処分まで対応すると公式サイトに明記しています。査定の依頼時に家財の量と種類を伝えると、対応可否の返事が早くなります。

買取と仲介はどちらが得ですか?

速さ・確実性なら買取、価格なら仲介が一般的です。島根県は空き家率が全国13位と高く、住宅地の地価も24年連続で下落しているため、築年数の古い家では買取が選ばれやすい傾向があります(判断基準の表)。

島根の空き家はいくらで売れますか?

立地と築年数次第です。同じ島根県でも住宅地の平均地価は松江市51,800円/㎡と吉賀町8,100円/㎡で6倍以上の差があるため、まずは無料査定で個別にご確認ください。

県外に住んでいても島根の実家を売却できますか?

可能です。全国対応の買取会社もありますし、県内の会社でも遠方からの相談を受け付けているところがあります。査定から契約、決済までの段取りは会社によって異なるため、事前にご確認ください。

相続登記が済んでいない空き家でも売れますか?

売却には登記が必要です。過去の相続分の期限は2027年3月末です。司法書士と連携して対応できますので、名義が親や祖父母のままでも相談してください。

空き家を放置すると固定資産税はどうなりますか?

市町村から勧告を受けたまま翌年1月1日を迎えると住宅用地特例が解除され、土地の固定資産税が最大6倍になります。年6万円だった土地の税金が最大36万円になる計算です(あくまで一例です)(放置のタイムリミットのセクション)。

まとめ|比較して、放置だけは避ける

島根県の空き家は2023年調査で54,600戸・空き家率17.05%(全国13位)まで増え、そのうち66.5%が売却などの使用目的のない物件です。住宅地の公示地価は24年連続の下落で、「待てば売れる・上がる」という前提は県全体では立ちにくい状況です。一方で放置すれば勧告→翌年1月1日で固定資産税が最大6倍になります。松江市・浜田市の解体補助は市が危険と判定した空き家が前提で、傷みが軽いうちは使えないことが多いため、現況のまま買取に出すほうが現実的な場合があります。まずは上で紹介した会社から対応エリアの合う会社を選び、買取と仲介の両方の試算を取ることから始めてください。

福田真志

福田真志(宅地建物取引士)

島根県は、松江市や出雲市の便利な住宅地と、江津市・大田市のように空き家率が25%を超える地域が同じ県の中に並んでいます。同じ「島根の空き家」でも売り方はまったく違いますので、まずは物件のある市町に対応している会社を2〜3社選び、買取と仲介の両方の数字を並べて比べてください。市町の補助制度と空き家バンクの奨励金の確認も、忘れずに同時に進めるのがおすすめです。