本記事について
当メディア運営会社のサービスを含め、各社の対応エリア、買取対象物件、サービスの特徴などを紹介しています。
なお、掲載順は各社の優劣を示すランキングではありません。
「徳島市の実家を相続したけれど、県外に住んでいて管理できない」「親が施設に入ってから、阿南の家を何年も空けたままにしている」——そんな徳島県の空き家、どの会社に相談すればいいかをこのページで比較できます。
会社選びに必要な情報(対応エリア・免許番号・得意分野)と、徳島県で使える解体の補助金、売却までの手順をまとめました。
徳島県の空き家は今どうなっているか【データで3分】
会社選びの前に、徳島県の状況を3つの数字で押さえておきましょう。
① 「利用予定のない空き家」47,600戸・5年で8,300戸増 — 徳島県は令和5(2023)年の住宅・土地統計調査をもとに、県内の総住宅数38万9,200戸のうち「利用予定のない空き家」は4万7,600戸で、5年前(平成30年)に比べて8,300戸増えたと公表しています。総住宅数に占める割合は12.2%で、全国の5.9%を大きく上回ります(出典: 徳島県 空き家等の適正管理について / 総務省統計局 令和5年住宅・土地統計調査 調査の結果)。「徳島県の空き家率は?」「空き家が増えている理由は?」という検索が多いのは、この数字が生活実感と重なっているからでしょう。県も「人口減少や高齢化等を背景として、空き家の戸数は今後、更に増加していくことが予想されます」としています。
② 人口668,013人・世帯数303,975 — 令和8年8月1日現在の徳島県推計人口は668,013人、世帯数は303,975世帯です(出典: 徳島県 徳島県の人口(徳島県推計人口))。前月(669,003人)から1か月で約1,000人減っており、住む人が減る一方で住宅は残るという構図が続いています。
③ 地価が上がっているのは徳島市だけ — 令和7年7月1日時点の徳島県地価調査では、県平均の住宅地は28,700円/㎡(前年比△1.1%)、商業地は56,300円/㎡(△1.4%)、全用途平均は35,400円/㎡でした。市町村別の平均変動率を見ると、全用途平均でプラスになったのは徳島市だけ、藍住町が横ばいで、その他の市町村はすべてマイナスです(出典: 徳島県 令和7年徳島県地価調査結果について)。令和8年1月1日時点の令和8年地価公示(県内139地点)でも、全用途平均は△0.3%(下落率は縮小)、住宅地△0.5%・商業地△0.4%で、全国平均の+2.8%とは逆方向のままです。
つまり徳島県の空き家売却は、徳島市とその周辺以外では「待てば高く売れる」が成立しにくいということです。同じ四国の香川県の空き家買取相場や高知県の空き家買取相場と見比べると、徳島の特徴がつかみやすくなります。
徳島県の空き家買取におすすめの不動産会社6選
徳島県内で、公式サイトで自社による直接買取を明記している不動産会社を6社ご紹介します。株式会社Triikuを最初に、続けて各社の特徴を紹介します。(掲載会社の考え方は掲載会社についてをご覧ください)。
| 掲載順 | 会社名 | Google評価 | 総合スコア |
|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社Triiku | 4.9 | 4.52 |
| 2 | 株式会社あおの不動産(イエステーション徳島店) | 4.6 | 4.39 |
| 3 | 株式会社穂高不動産 | 4.7 | 4.19 |
| 4 | 株式会社BASE | 4.8 | 4.13 |
| 5 | 株式会社カチタス 徳島店 | 4.3 | 3.86 |
| 6 | 株式会社ハウスプラス | 1.0 | 3.04 |
※この掲載順はおすすめ順位ではなく、評価の優劣を示すものではありません。
掲載会社について
ここで紹介しているのは、公式サイトで自社による直接買取を明記している会社です。仲介のみを行う会社は掲載していません。Google口コミの評価や、会社情報の開示状況(宅建業免許番号・所在地・電話番号・買取実績)などの公開情報をもとに、2026年9月時点の内容をまとめています。掲載順は紹介の順番であり、各社の優劣や順位を示すものではありません。買取の可否や金額を保証するものでもありません。表の総合スコアは、Google口コミの評価と件数(ベイズ平均)に、会社情報の開示状況(宅建業免許番号・所在地・電話番号・買取実績)を加味して算出した参考値です。掲載順はスコア順ではありません。
各社の詳細
1. 株式会社Triiku
空き家・相続物件の直接買取専門 遠方対応 徳島県全域対応

(出典: 株式会社Triiku公式サイト)
仲介は行わず、直接買取に特化した会社です。公式サイトのよくある質問には「Triikuが行うのは、“仲介”ではなく、“空き家の直接買取”です。」と明記され、「Triikuはお客さまの物件を直接買い取るため、迅速なご処分が可能です」として、買主を探す販売活動を挟まずに自社で買い取る方針を掲げています(出典: 訳あり物件買取事業)。
対応できる物件の幅が広く、公式サイトの「訳あり物件買取事業」のページでは、再建築不可、共有持分、借地・底地、相続未登記、未登記物件、事故物件、ゴミ屋敷(残置物あり)、長屋・連棟、旗竿地、境界未確定、越境ありを対応する物件の一例として挙げています。よくある質問でも「相続未登記の物件でも相談できますか?」に対して「はい、可能です。相続登記前のご相談も多く、必要書類や遺産分割協議の進め方についてもサポートいたします」と回答しています(出典: Triiku 訳あり物件買取事業)。
東京都港区に本社を置き、対応エリアは徳島県を含む全国です。公式サイトの売買事例には愛媛県西条市(ゴミ屋敷)など各地の買取が掲載され、よくある質問では「地方・山間部の物件でも対応できますか?」に対して「はい。全国の物件に対応しており、山間部の買取実績もございます」と回答しています。公式サイトのコラムでは、母屋と車庫の間に地目が畑の土地が介在するために他社から断られ続けた広島県庄原市の戸建てについて、管轄の農業委員会と折衝したうえで現況のまま引き取った事例が公開されています(出典: 【広島県庄原市】他社が匙を投げた「畑」の壁)。契約から平均約1ヶ月で着金するとしています。
「実家が徳島にあるが県外に住んでいて動けない」「相続登記や家財の片づけが終わっていない」「再建築不可・共有持分など権利関係が複雑」という売主に向いています。
なお、直接買取が主軸のため、時間をかけて高値を狙いたい場合は仲介との比較が必要です。徳島県内に実店舗はなく、対面での相談を希望する場合は事前確認が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-6845-0996 |
| 宅建免許番号 | 東京都知事(01)第111976号 |
| 対応エリア | 徳島県全域(遠方対応) |
| 得意分野 | 空き家・相続物件の直接買取専門 |
こんな売主におすすめ
- 県外に住んでいて徳島の実家を管理・売却できない人
- 相続登記や家財の片づけが終わっていない物件を持つ人
- 再建築不可・未登記など権利関係が複雑な物件を持つ人
注意点
- 買取保証・任意売却・リースバックへの対応は公式サイトでは確認できませんでした
- 連携する士業の名称は公式サイトでは確認できませんでした
- 公式サイトには「物件の状態によりお引き受けできない場合や、費用をご負担いただく場合がございます」と記載されています
- 徳島県内に実店舗を持たない(公式サイトで確認できた範囲では東京都港区の本社のみ)ため、対面相談の可否は事前確認が必要です
- 仲介でじっくり時間をかけて高値を狙いたい人には、買取専門の同社は選択肢が合わない場合があります
Google口コミ
「他社では売却が難しいと言われた築60年の空き家でしたが、トリイクさんに相談して大正解でした。相続をして何から手をつけていいか分からない状況でしたが、担当の方が迅速にサポートしてくださり、相談してから1ヶ月足らずで売却ができました。…無事に実家じまいが完了し、肩の荷が下りてホッとしています」(引用元: Googleマップ)
「相続した実家の処分で担当の方に大変お世話になりました。…地方の再建不可物件という難しい条件でしたが、最初から最後まで丁寧に対応していただき、安心してお任せすることができました。…同じように空き家や相続不動産で悩んでいる方におすすめできる会社です」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-19取得)
2. 株式会社あおの不動産(イエステーション徳島店)
徳島市の売買専門店 空き家・戸建て買取 売却実績1,190件

(出典: 株式会社あおの不動産(イエステーション徳島店)公式サイト)
徳島市福島に店舗を構える不動産売買専門店です。空き家・戸建ての買取ページに「特定空き家に指定される可能性のある物件や、老朽化が進んだ物件でも、迅速かつ適正な価格で買い取りいたします」と明記しており、自社が買主となる方式であることが確認できます。買取事例のページには、築15年の戸建てや相続した築40年の戸建てを買い取った事例が掲載されています。
買取の対象は戸建て(空き家)・土地(空き地)・マンションで、査定では①立地・周辺環境、②建物の状態と築年数、③土地の形状・接道、④水回りや電気・空調設備の状態という4つの観点を重視すると公開しています。「ご自身で費用をかけて修繕・リフォームをしても、必ずしも買取価格が上がるとは限らない」として、修繕の必要性から助言する姿勢も明記されています。
公式サイトでは売却実績1,190件(2026年9月18日現在)を公開し、成約エリアを地図で見られる「売却実績MAP」も用意しています。新着・成約物件の情報が連日更新されており、徳島市内と近郊(阿南市・石井町など)の取り扱いが中心です。
「徳島市・近郊の空き家をできるだけ早く手放したい」「相続した戸建てを現況のまま売りたい」「実績のある地元店でオンライン相談から始めたい」という売主に向いています。非対面・非訪問のオンライン相談にも対応しています。
なお、宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした。買取の可否や価格は物件ごとの判断になるため、まずは無料査定で条件を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 088-623-0008 |
| 宅建免許番号 | 公式サイトでは確認できませんでした |
| 所在地 | 〒770-0868 徳島県徳島市福島2丁目4番7号 |
| 得意分野 | 徳島市の空き家・戸建て・土地・マンションの買取と仲介売却 |
こんな売主におすすめ
- 徳島市・近郊の空き家や相続した戸建てを売りたい人
- 成約実績の多い地元の売買専門店に任せたい人
- 県外在住でオンライン中心に手続きを進めたい人
注意点
- 宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした
- 買取と仲介の両方を扱っているため、どちらの提案なのかを見積書で確認してください
- 対応エリアは徳島市と近郊が中心です。県西部・県南部の物件は事前に対応可否を確認してください
Google口コミ
「土地売却にて、丁寧で非常に迅速に対していただき助かりました。父親より相続したものの、既に東京で生活をしておりますので何時までもそのままにしておけず悩んでおりました。子供に負担をかけないで済み、スッキリした気分です」(引用元: Googleマップ)
「徳島市内の戸建を相続し、遠隔地在住のためリモートで手続のできる不動産会社を探していたところ、あおの不動産のホームページが目にとまり専属専任媒介契約をお願いすることにしました。サイト記載の手順通り、最初から最後まで全く滞りなく無事売却手続を終えることができました」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、戸建て(空き家)の買取について、Googleマップ 2026-09-19取得)
3. 株式会社穂高不動産
農地・田畑・山林の買取 徳島市で40年以上 他社で断られた物件

(出典: 株式会社穂高不動産公式サイト)
徳島市安宅の地域密着型の不動産会社です。公式サイトに「当社では他社で売却・買取が難しいとされた土地でも喜んで買取いたします」「築年数が古くても農地など売却しづらくても当社なら買い取りいたします」と明記されており、自社が買主となって直接買い取る方式であることが確認できます。
特徴は田んぼ・畑・山林といった農地系の買取に正面から対応している点です。「特に田んぼや畑、山林などは他社様でも買取に対応していないことが多く、お困りの方もたくさんいらっしゃいます」と現実を説明したうえで、雨漏りのある建物・田んぼ・畑・山林を買取対象として掲げています。徳島県では実家と農地をセットで相続するケースが多いため、この点は実務上の強みになります。
あわせて、投資家コミュニティを活用した独自の「投資家一括査定システム」を掲載し、一般の買主が付きにくい物件でも売却先を探す仕組みを持つとしています。不動産歴40年以上・家族経営で、予約制ながら訪問相談にも対応します。
「農地や山林が一緒に付いてくる実家を売りたい」「他社で断られた土地を持っている」「地元で長く営業している会社に相談したい」という売主に向いています。
なお、買取の具体的な取引件数は公式サイトでは確認できませんでした。Google口コミは6件と少なめで、うち本文のある投稿は2件です。定休日は日曜・祝日です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 088-655-5580 |
| 宅建免許番号 | 徳島県知事(2)第3053号 |
| 所在地 | 〒770-0863 徳島県徳島市安宅一丁目10番14号 |
| 得意分野 | 農地・田畑・山林・築古物件の買取、仲介売却、任意売却 |
こんな売主におすすめ
- 田んぼ・畑・山林を含む不動産を相続した人
- 他社で買取を断られた土地を持っている人
- 徳島市内で長く営業している会社に相談したい人
注意点
- 買取の具体的な取引件数は公式サイトでは確認できませんでした
- Google口コミの件数が少ないため、評価だけで判断せず査定内容で比較してください
- 予約制のため、来店・訪問の相談は事前連絡が必要です
Google口コミ
「お父様と息子さん?の連携プレイで、質問した土地の情報を素早く調べて下さいました。土地や、周辺に住んでる方に詳しく、何でも言葉を濁すことなく率直に答えて下さり、信頼と安心出来る不動産屋さんです。…他の不動産屋さんにも行きましたが、自分の身内や知り合いが物件を探しているなら、必ずこちらの不動産屋さんをオススメします」(引用元: Googleマップ)
「末広近辺の土地には、特に情報を持っている」(引用元: Googleマップ)
4. 株式会社BASE
不動産×建築のワンストップ 土地・中古住宅の買取 宅地分譲・農地相談

(出典: 株式会社BASE公式サイト)
徳島市応神町に拠点を置き、不動産と建築の両方を手がける会社です。サービス紹介の「不動産売却相談・買取」の欄に「土地や中古住宅の買取も積極的に行っております。リノベや・インテリアショップも運営している弊社だからこそ物件に新たな価値を見出し」と記載し、店舗案内にも「無料査定や直接買取も行っており、売却までスピーディーにご相談いただけます」と明記しています。
強みはリノベーション部門を自社で持っていることです。買い取った中古住宅に手を入れて価値を付け直す流れを社内で完結できるため、傷みのある物件でも引き取り先になりやすい構造です。宅地分譲も手がけ、公式サイトでは「農地売却のご相談も受け付けております」と案内しています。
対応エリアは徳島県内を中心に近郊エリアで、不動産売買・仲介、リフォーム・リノベーション相談、分譲住宅・マンション販売、収益物件・資産運用まで扱っています。土日も営業しており、平日に動けない売主でも相談しやすい体制です。
「傷んだ中古住宅をリノベ前提で引き取ってほしい」「実家と一緒に農地の相談もしたい」「土日に相談したい」という売主に向いています。
なお、宅建業免許番号と買取の具体的な取引件数は公式サイトでは確認できませんでした。Google口コミは新築・土地探しに関する投稿が中心で、売却・買取の投稿は多くありません。定休日は水曜です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 088-678-2841 |
| 宅建免許番号 | 公式サイトでは確認できませんでした |
| 所在地 | 〒771-1151 徳島県徳島市応神町古川字鯛ノ浜添19-12 |
| 得意分野 | 土地・中古住宅の買取、リノベーション、宅地分譲、農地売却の相談 |
こんな売主におすすめ
- 傷みのある中古住宅をリノベ前提で引き取ってほしい人
- 実家と農地をあわせて相談したい人
- 土日に相談したい人
注意点
- 宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした
- 買取の具体的な取引件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 口コミは新築・土地探しに関する内容が中心のため、売却実績は初回相談で直接確認してください
Google口コミ
「こちらで土地探し、ハウスメーカーを選びました。感想として無駄なくスムーズにできたと思います。…徳島の家造りを知り尽くしているスタッフがアドバイスや進行をしてくださり、あまり時間をかけずに希望通りの家づくりができました」(引用元: Googleマップ)
「知り合いの紹介でこちらにお世話になりました。家づくりとは何かを丁寧に教えてくださり、資金計画、ハウスメーカー紹介、土地探しと沢山お世話になりました!特に土地探しのところではかなり大変でしたが、迅速かつ丁寧な対応でスムーズに契約まで進むことが出来ました♪」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-19取得)
5. 株式会社カチタス 徳島店
買取再販の全国大手 残置物ありも相談可 リフォーム再販
中古住宅を買い取ってリフォームし、再販売する「買取再販」モデルの全国大手です。公式サイトには「仲介ではなく買取だから」「築年数が古い家など、他社では買い取りが難しいと言われてもカチタスなら可能な場合も」と記載されており、自社が買主となって買い取る方式であることが確認できます。徳島県内には徳島店があります。
家財が残ったままでも売却できるよう処分を手伝う記載や、遠方の実家を相続した売主の相談事例が掲載されており、残置物あり・相続物件への対応がうかがえます。
公式サイトには買い取り実績8万戸以上と掲載され、買取再販の年間販売戸数ランキングで13年連続1位(出所: リフォーム産業新聞【買取再販年間販売戸数ランキング】2026年7月27日発行)としています。全国に多数の店舗を展開しているため、県外に住んでいる相続人が、自宅の近くの店舗で相談を始めることもできます。
「現況のまま早く確実に売りたい」「老朽化した住宅を仲介より確実に手放したい」「遠方の実家を相続して家財の処分まで任せたい」という売主に向いています。
なお、買取保証・任意売却・リースバックへの対応は公式サイトでは確認できませんでした。店舗ごとに窓口・担当が異なります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 公式サイトの店舗一覧からお問い合わせください |
| 宅建免許番号 | 国土交通大臣(7)第5475号 |
| 対応エリア | 徳島県内は徳島店(全国に多数の店舗) |
| 得意分野 | 中古住宅の買取再販(全国大手・買い取り実績8万戸以上) |
こんな売主におすすめ
- 現況のまま早く確実に売りたい人
- 老朽化した住宅で仲介市場での売却が難しい人
- 遠方の実家を相続し、家財の処分まで含めて任せたい人
注意点
- 買取保証・任意売却・リースバックや、事故物件・再建築不可・共有持分・借地底地への対応は公式サイトでは確認できませんでした
- 徳島店の所在地・電話番号は、公式サイトの店舗一覧でご確認ください
- 仲介でじっくり時間をかけて市場価格に近い金額を狙いたい人には、買取中心の同社は選択肢が合わない場合があります
Google口コミ
「内見から丁寧にご案内頂き、重要事項説明書もしっかり説明頂いて理解納得して契約できました。契約後もLINEでスムーズにやりとりができたので安心して進められました」(引用元: Googleマップ)
「最初から最後まで丁寧な対応で、とても良い契約ができたので大変満足いたしました」(引用元: Googleマップ)
(出典: 公式サイト(店舗一覧)、Googleマップ 2026-09-19取得)
6. 株式会社ハウスプラス
自社買取専門 空き家・空き地・農地 開発・事業用地

(出典: 株式会社ハウスプラス公式サイト)
徳島市西新浜町の会社で、公式サイトに「自社買取を専門にしているからこそ、スピーディーに現金化!」「徳島県内の空き家・空き地・農地の売却は、不動産買取専門のハウスプラスにお任せください」と明記しています。自社が買主となる買取を主軸にしていることが確認できる会社です。
買取の対象は中古住宅・店舗・宅地・農地で、「自社買取だからハウスプラスにしか掲載されていない土地や住まいが多数ございます」として、買い取った物件を自社で販売する流れを公開しています。売土地・一戸建て・売店舗・売事務所・売ビル・売倉庫・売工場・マンションまで幅広く扱っています。
企業向けには開発・事業用地の相談とM&A事業も掲げ、「徳島県内へ出店、事業拡大をご検討の企業様・事業主様、市場調査・土地探しをお手伝いいたします」としています。空き地・空き家の整理、相続トラブルの予防、進学や起業の資金確保といった売却理由を想定した案内を用意しています。
「農地や空き地を含めてまとめて現金化したい」「事業用地として土地を売りたい」という売主に向いています。
なお、宅建業免許番号と買取の具体的な取引件数は公式サイトでは確認できませんでした。Googleマップの評価は1.0(4件)です。営業時間は10:00〜16:00・土日祝が定休です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 088-635-8062 |
| 宅建免許番号 | 公式サイトでは確認できませんでした |
| 所在地 | 〒770-8008 徳島県徳島市西新浜町1丁目3-20 |
| 得意分野 | 空き家・空き地・農地の自社買取、開発・事業用地 |
こんな売主におすすめ
- 農地・空き地を含めてまとめて現金化したい人
- 事業用地・店舗用地として土地を売りたい人
- 徳島市周辺の物件を自社買取の会社に直接売りたい人
注意点
- 宅建業免許番号は公式サイトでは確認できませんでした
- 買取の具体的な取引件数は公式サイトでは確認できませんでした
- 土日祝が定休で営業時間が10:00〜16:00と短いため、連絡のタイミングに注意してください
Google口コミ
本記事ではGoogle口コミの本文を掲載していません。
(出典: 公式サイト、Googleマップ 2026-09-19取得)
買取と仲介、どちらを選ぶ?迷ったときの判断基準
買取価格は仲介の市場価格より低くなるのが一般的です(下落幅は物件により異なります)。それでもどちらが向くかは状況で決まります。まずはそれぞれの特徴を押さえておきましょう。
図: 買取と仲介の違い(同じ物件でも手取り額と期間が変わります)
買取のメリット
- 買主を探す期間がなく、条件が合えば短期間で現金化できる
- 現況のまま(家財・傷んだ設備そのまま)引き渡せる会社が多い
- 契約不適合責任(引き渡し後に欠陥が見つかった場合の責任)を負わずに済む契約形態を取る会社が多い
- 内見対応や近隣への告知が最小限で済み、周囲に知られにくい
買取のデメリット
- 成約価格は仲介の想定売却価格より低くなりやすい
- 買主候補が1社(またはその関連会社)に限られるため、価格の妥当性を自分で比較しにくい
- 会社によって得意な物件・エリアが異なり、査定額に差が出やすい
仲介のメリット
- 市場で買主を募るため、条件次第で買取より高い価格で売れる可能性がある
- 複数の購入希望者が現れれば、価格や条件を比較できる
- 不動産会社が売却活動(広告・内見対応)を代行してくれる
仲介のデメリット
- 買主が見つかるまでの期間が読みにくく、長期化することがある
- 内見対応や近隣への告知が発生し、空き家であることが周囲に伝わりやすい
- 契約不適合責任を問われる可能性があるため、契約内容の確認が必要
| あなたの状況 | 向く方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 築古で買い手が付きにくい | 買取 | 現況のまま引き取ってもらえる |
| 県外在住で早く手放したい | 買取 | 短期間で現金化しやすい |
| 家財処分・解体の手間をかけたくない | 買取 | 家財ありの現況買取に対応する会社がある |
| 田んぼ・畑・山林が一緒に付いてくる | 買取 | 一般の買主が付きにくく、農地の買取に対応する会社が相手になる |
| 徳島市中心部など立地が良い | 仲介 | 手取りが増える可能性がある |
迷ったら両方の試算を取って比較するのが確実です。上で紹介した会社から対応エリアの合う会社を数社選び、同じ物件情報(所在地・築年数・広さ・現況の写真など)を渡して、買取査定と仲介査定の両方を依頼してください。買取は即時買取額、仲介は媒介契約時の査定額と想定売却期間を出してもらい、金額だけでなく「いつ・どういう状態で引き渡せるか」まで含めて比べると判断しやすくなります。
空き家買取.comのおすすめは「買取」です
当サイトの結論として、徳島県の空き家売却は買取を第一候補にすることをおすすめします。理由は3つあります。第一に、地価調査で全用途平均がプラスになったのは徳島市だけで、藍住町が横ばい、他の市町村はすべてマイナスであること。「待てば高く売れる」が成立しにくい場所が県内の大半です。第二に、実家と一緒に田んぼ・畑・山林を相続するケースが多く、農地は一般の買主が付きにくいため、農地の買取を掲げる会社に直接引き取ってもらうほうが早いこと。第三に、「利用予定のない空き家」が5年で8,300戸増えた結果、同じ地域に売り物件が積み上がっており、仲介では価格競争になりやすいことです。例外は徳島市中心部など立地の良い物件で、その場合は仲介との両にらみで査定を比較する価値があります。逆に県南部・県西部・山間部や遠方相続の物件ほど、「傷む前に現況のまま買取で手放す」ことが手残りを最大化する現実的な選択になります。
徳島県の空き家は「どこにあるか」で売り方が変わる
徳島県は、県北東部の徳島市周辺、板野郡の住宅地、鳴門・県南部、そして県西部の山間部で、買い手の顔ぶれも適した売り方もはっきり違います。令和7年の地価調査の住宅地平均価格を並べると、その差が数字で見えてきます。
| エリア | 住宅地の平均価格(令和7年地価調査) | 買い手の多さ | 向く売り方 |
|---|---|---|---|
| 徳島市 | 75,000円/㎡(県平均28,700円/㎡の2.6倍。全用途平均の変動率は県内で唯一プラス) | 高 | 立地が良ければ仲介も選択肢。買取との査定比較が有効 |
| 板野郡(北島町・藍住町・松茂町・石井町) | 北島町49,700円/藍住町46,400円/松茂町32,600円/石井町28,900円 | 中〜高 | 住宅地は仲介も可。藍住町は横ばいで比較的売りやすい |
| 鳴門市・小松島市・阿南市 | 鳴門市34,200円/小松島市27,300円/阿南市27,600円 | 中 | 築古・農地付きは買取が現実的。解体補助の使えるエリア |
| 県西部(吉野川市・美馬市・三好市・つるぎ町) | 吉野川市16,700円/三好市13,400円/美馬市13,000円/つるぎ町10,900円 | 低 | 早めの現況買取が現実的 |
| 県南部・山間部(上勝町・那賀町・海陽町・牟岐町など) | 上勝町5,300円(県内最低)/那賀町7,600円/海陽町11,400円/牟岐町14,200円 | 低 | 空き家バンクと買取を比較。山間部対応の会社に相談 |
(出典: 徳島県 令和7年徳島県地価調査結果について、2026-09-20確認)
ポイントは県南部と県西部です。「田舎だから売れない」のではなく、売り方と相手を変える。仲介市場では買い手が現れにくい一方、現況買取・遠方対応の会社なら引き取り手があります。放置して傷む前に動くことが、手残りを最大化します。
なお鳴門市では、令和3年度の市の実態調査で市内の空き家数2,839戸・空き家率11%、そのうち倒壊の危険性が高いランクD・Eの空き家が101戸(3.7%)と公表されています(出典: 鳴門市 鳴門市の空き家対策について)。市が実態を把握している以上、管理されていない空き家は行政の指導対象になり得るということです。
徳島県の空き家バンクはどこで探せる?
「徳島 空き家バンク」「空き家バンク 徳島市」といった検索は県内でも多い言葉です。徳島県では、県の空き家情報の総合窓口としてとくしま空き家スタイルが運営されており、空き家バンク、利活用の支援制度、管理サービス、除却支援制度、空き家判定士・空き家コーディネーターの情報がまとめられています。市町村ごとの空き家バンクも、ここから確認するのが早い方法です。
空き家バンクは登録も掲載も無料の市町村が多く、移住希望者に届きやすいのが強みです。ただし押さえておきたい点が3つあります。ひとつは、登録できる物件かどうかの判断が必要なこと。傷みが進んで居住に耐えない建物は登録を断られる場合があります。ふたつめは、登録しても買い手が現れる保証はないこと。掲載期間が長引くあいだも固定資産税と管理責任は所有者が負い続けます。みっつめは、すでに不動産会社と媒介契約を結んでいる物件は受付できない市町村があることです。
つまり、時間に余裕があって「誰かに住んでほしい」という思いが強いなら空き家バンク、期限が決まっている・管理が負担になっているなら買取、という使い分けになります。まず買取査定で「いくら・いつまでに現金化できるか」を把握し、そのうえでバンクに出す期間を決めるのが現実的な進め方です。
「空き家 差し上げます 徳島」は本当にお得か
徳島県では「空き家 差し上げます 徳島」「徳島 空き家 無料」「海陽町 安くて良い空き家」といった検索が目立ちます。タダで譲る・タダでもらうという発想は、一見すると双方にとって合理的に見えます。
ただ、譲る側にとっては、譲渡先が見つかるまでは所有者のままで、固定資産税と管理責任(台風による倒壊や瓦の飛散で近隣に被害を出した場合の賠償責任を含む)を負い続けます。徳島県は台風の通り道でもあり、掲示板やSNSでの譲渡先探しが長引くほどこの負担は続きます。また、無償譲渡でも所有権移転の登記費用・不動産取得税は発生し、契約不適合責任(引き渡し後に欠陥が見つかった場合の責任)の扱いを契約書で決めないままのやり取りは、後のトラブルの元になります。もらう側にも、修繕費や解体費が資産価値を上回る「マイナスの資産」になるリスクがあります。
買取であれば、譲渡先探しの手間や責任関係の整理を会社側に任せたうえで、査定額次第では対価も得られます。「早く手放したい」というゴールが同じなら、無償譲渡と買取の両方を比較してから決めることをおすすめします。
こんな不動産会社は選ばないほうがいい【徳島版】
- 「徳島県全域対応」なのに、実際の商圏が徳島市近郊だけの会社 — 三好・美馬・那賀・海陽など県西部・県南部の物件では現地に来ない・来られないことがあります。物件所在地での売却実績を具体的に聞いてください
- 田んぼ・畑・山林の扱いを説明しない会社 — 徳島では住宅と農地がセットで相続されることが多く、農地法の手続き(農地転用など)を避ける会社だと話が進みません
- 相場より不自然に高い査定額を出す会社 — 高値で専任媒介を取り、売れずに値下げを迫るパターンです。徳島市以外では住宅地の下落が続いており、売れ残る期間の管理費用は売主負担になります
- 免許番号を自分で確かめないまま契約を進めること — 宅地建物取引業の免許番号が公式サイトに載っていない会社もあります。その場合は契約前に免許証の提示を受けるか、国土交通省の宅地建物取引業者検索で番号と有効期間を確認してください
- 「解体してから売りましょう」とだけ言う会社 — 解体補助金の受付状況・住宅用地特例の解除・現況買取の選択肢を説明せずに解体を勧めるのは、売主の手残りを考えていません
- 補助金の受付時期に触れない会社 — 徳島県内の解体補助は年度当初の数週間で受付が締まる市が多く、「補助が使えるから解体しよう」という提案は時期次第で成り立ちません
徳島県で使える空き家の補助金【2026年度】
徳島県では、空き家の「解体(除却)」を支援する制度が市ごとに用意されています。ただし補助率・上限額・受付期間・予定戸数は市ごとにばらつきが大きく、年度当初の数週間で受付が終わるのが実情です。2026年度(令和8年度)は、鳴門市・阿南市とも当初の受付期間が既に終了していますが、阿南市は令和8年10月1日〜10月30日に追加募集(3件程度・先着順)を行います。
解体(除却)の補助
上限120万円
例)鳴門市・特定空家等相当で緊急性が高い場合
不良度の判定が前提
100点以上
例)鳴門市・阿南市の不良度測定表
受付は年度当初のみ
4〜5月
例)鳴門市4/6〜5/8・阿南市4/13〜5/15(阿南市は10/1〜10/30に追加募集)
徳島県内の空き家補助は解体(除却)が中心。補助率・上限額・受付期間・予定戸数は市ごとに異なります(金額は本文で紹介している制度の例)。
【解体の補助】鳴門市は最大120万円・阿南市は上限50万円
| 自治体 | 制度名 | 補助率 | 上限額 | 2026年度(令和8年度)の受付 |
|---|---|---|---|---|
| 鳴門市 | 老朽危険空き家除却支援事業補助金 | 補助対象経費の2/3(居住誘導区域内・長屋は4/5) | 倒壊すれば前面道路をふさぐ恐れ 60万円(居住誘導区域内80万円)/隣地へ悪影響を及ぼす恐れ 30万円(同40万円)/長屋 80万円。特定空家等相当で周辺への影響が極めて大きく緊急性が高く、申請者が低収入の場合は4/5・上限120万円 | 受付期間は令和8年4月6日〜5月8日で、当初受付期間は終了しキャンセル待ちの案内が出ています |
| 阿南市 | 危険廃屋等除却支援事業費補助金 | 補助対象経費(除却費の80%・標準除却工事費が上限)の1/2以内 | 50万円 | 当初の事前調査受付(令和8年4月13日〜5月15日・予定戸数16件程度)は終了。追加募集として令和8年10月1日〜10月30日に事前調査を受付(3件程度・先着順) |
| 徳島市 | 危険廃屋解体支援事業 | 市のページには「費用の一部を補助する制度」と案内されており、補助率は記載されていません | 上限額は市の案内でご確認ください | 受付時期は市の案内でご確認ください |
(出典: 鳴門市 老朽危険空き家除却支援事業 / 阿南市 危険廃屋等の除却支援について【追加募集】 / 徳島市 空家等に関する相談、鳴門市・徳島市は2026-09-20、阿南市は2026-09-29確認)
鳴門市・阿南市とも、補助の対象になるかどうかは市が「不良度測定表」で点数を付けて決まります。基準は合計100点以上で、単に古いだけでは対象になりません。鳴門市は所有権以外の権利(抵当権等)の設定がないこと・市税の滞納がないこと・所有者等1人につき同一年度内の申請は1回限りという条件があり、阿南市は除却後に更地にすること、徳島県内の建設業者または再資源化法の登録業者が請け負うことが条件です。阿南市の標準除却工事費は木造36,000円/㎡・非木造51,000円/㎡が上限として示されています。
申請前に必ず確認する「4つの落とし穴」
- 受付は年度当初の数週間だけ: 鳴門市は令和8年4月6日〜5月8日、阿南市は4月13日〜5月15日で締切です。年度が明けてから動くと1年待ちになります。すでに受付が終わっている年度は、キャンセル待ちの可否を市の窓口で確認してください。なお阿南市は令和8年度に限り、10月1日〜10月30日に追加募集(3件程度・先着順)を行います
- 交付決定前の着工・契約は対象外: 鳴門市は「補助金の交付決定後に行われること」、阿南市は「補助金の交付決定後に着手(契約を含む。)する工事であること」が条件です。鳴門市は「既に解体済みの場合は対象となりません」とも明記しています。見積もり→事前相談→仮決定→正式申請→交付決定→契約の順を守ってください
- 先着ではなく「危険度の順」: 両市とも、申込が多い場合は危険度の高い建物から採択されます。阿南市は当初募集の予定戸数16件程度について、より危険度の高いものから順に採択すると明記しています(10月の追加募集は3件程度・先着順)。早く申請しても、傷みが少なければ選ばれないことがあります
- 共有者・権利者全員の同意が必要: 鳴門市は建物と土地の所有者が異なる場合は双方の同意、共有者や抵当権等の権利者がいる場合は原則として全員の同意が必要です。相続人が複数いる空き家では、同意集めに想定以上の時間がかかります
なお、解体して売るか・現況のまま買取に出すかは、解体の実負担額(費用−補助金)と固定資産税の増加、売却までの時間を合算して比べる必要があります。鳴門市のページにも「建物を除却することにより、土地にかかる固定資産税が高くなる場合があります」と明記されており、一定期間の減額制度が案内されています。解体費用は建物の構造・規模・立地や搬出のしやすさで大きく変わるため、複数の解体業者から見積もりを取ってください。受付が終わっている場合や不良度の点数が基準に届かない場合は、現況のまま買取のほうが手残りが多くなるケースもあります。
自治体の相談窓口・空き家バンク
補助制度の適用可否や、売る前の管理・活用の相談は、県・市・宅建協会の窓口で受け付けています。
| 窓口 | 内容 |
|---|---|
| 徳島県 空き家に関するお悩みを専門家に相談しませんか | 「とくしま回帰」住宅対策総合支援センターが、県内の空き家に関する相談にワンストップで対応。相談内容に応じて弁護士・税理士・建築士・宅地建物取引士が対応する専門家相談会を第2・第4木曜13:00〜15:00に開催(祝日の場合は翌金曜)。相談は無料で、電話相談も可能。申込は088-666-3124 |
| とくしま空き家スタイル | 県の空き家情報の総合サイト。総合相談窓口、相続・登記・税金、リフォーム、空き家バンク、利活用支援制度、管理サービス、除却支援制度、空き家判定士・空き家コーディネーターの情報を掲載 |
| 徳島県 専門家に相談したい(とくしま住宅相談ガイド) | 建築士会の住まい・建築の無料相談、土地家屋調査士会の境界・分筆の無料相談会、司法書士会の登記の無料相談、弁護士会法律相談センター、法テラス徳島などの窓口を一覧で案内。窓口は県県土整備部住宅課(088-621-2594) |
| 徳島県宅地建物取引業協会 不動産無料相談 | 相談所内に「徳島県空き家・空土地相談センター」を設置。毎週金曜(第5・祝日を除く)13:00〜16:00、徳島市万代町5丁目1-5 徳島県不動産会館。専門の相談員が対応。電話088-625-0318 |
| 全日本不動産協会徳島県本部 不動産無料相談会 | 一般消費者を対象にした無料相談会を毎月第2月曜に開催。事前予約制 |
| 徳島市 空家等に関する相談 | 空き家の管理・相続登記・3,000万円特別控除の「被相続人居住用家屋等確認書」の交付、危険廃屋解体支援事業を案内。空き家相談会も実施(次回の開催時期は未定) |
| 鳴門市の空き家対策について | 市内の空き家数2,839戸・空き家率11%(令和3年度実態調査)を公表。空家等対策計画、特定空家等・管理不全空家等の措置、除却支援、税制面の支援を案内。窓口はまちづくり課(088-684-1289) |
| 小松島市 空家等の適正な管理について | 管理不全空家等・特定空家等の判定基準と行政手続きを公開。令和6年4月1日から各専門家団体と「空家等対策の推進に関する連携協定」を締結し、相談を受け付け |
放置のタイムリミットは「勧告→翌年1月1日」
空き家放置のリスクには明確な時間軸があります。
- 草木の繁茂や瓦の落下など管理が行き届かない空き家は、市町村の調査により「管理不全空家等」または「特定空家等」に認定される
- 認定後、改善が見られないと市町村から勧告を受ける
- 勧告を受けたまま翌年1月1日を迎えると住宅用地特例が解除され、土地の固定資産税が最大6倍になる
「管理不全空家等」は、令和5年12月13日に施行された改正法で新設された区分です(出典: 国土交通省 空家等対策の推進に関する特別措置法 関連情報)。徳島県も「令和5年12月に空家法の一部が改正され、特定空家化を未然に防止するため『管理不全空家等』に対する措置が定められました」として、老朽化の著しいものは除却や修繕を行う、不審者が侵入できないよう施錠を徹底する、敷地内の雑草を除去するなど定期的に管理することを求めています(出典: 徳島県 空き家等の適正管理について)。小松島市も「勧告を受けた場合、該当する空家等の敷地に係る固定資産税等の住宅用地特例が適用外となります」と明記しています(出典: 小松島市 空家等の適正な管理について)。
たとえば土地の固定資産税が年6万円だった実家なら、特例が外れることで年36万円近くまで上がる計算になります(あくまで一例で、評価額や税率により変わります)。徳島市も「空き家の所有者等が放置し、周辺の住民などに迷惑をかけた場合、損害賠償請求の対象となる場合があります」と注意を呼びかけています。「まだ大丈夫」と思っているうちに、費用が積み上がる構造だということです。
徳島県の空き家を売却する流れ【5ステップ】
- 相続登記・名義の確認 — 相続登記は2024年4月から義務化されました。相続を知った日から3年以内の申請が必要で、正当な理由なく怠ると10万円以下の過料の対象となる場合があります(出典: 法務省 相続登記の申請義務化)。まずは法務局で登記事項証明書を取り、名義が誰になっているかを確認します。名義が祖父母のままでも、戸籍謄本等で相続人を確定させたうえで司法書士と連携して整理できます。徳島県司法書士会の無料相談も利用できます
- 査定依頼 — 買取と仲介の両方で見積もりを取って比べます。この段階でそろえておくとスムーズなのは、登記事項証明書(または権利証・登記識別情報)、固定資産税納税通知書(評価額の把握用)、間取りがわかる図面(あれば)、現況がわかる写真です。徳島では実家と田んぼ・畑をセットで相続しているケースが多いので、農地の地番も一緒に伝えてください
- 業者選び・契約 — 上で紹介した会社のなかで、物件のある市町村が対応エリアに入っているかを確認したうえで、複数社の査定額・条件を比べて依頼先を決めます。契約時には本人確認書類(運転免許証等)と実印・印鑑証明書が必要になるのが一般的です。契約形態(買取なら売買契約、仲介なら媒介契約)の内容は事前に確認してください
- 決済・引き渡し — 契約内容に沿って代金決済と物件の引き渡しを行います。引き渡し時には登記識別情報(権利証)・実印・印鑑証明書・本人確認書類が必要になるのが一般的です。会社によっては家財が残ったままの現況引き渡しに対応しているため、残された家財の扱いは契約前に確認しておきます
- 売却後の税務 — 要件を満たせば3,000万円特別控除が使える場合があります(出典: 国税庁 No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例。昭和56年5月31日以前に建築された家屋が対象で、令和9年12月31日までの譲渡、相続人が3人以上の場合の控除額は2,000万円)。適用には市町村が発行する「被相続人居住用家屋等確認書」が必要で、徳島市も交付の案内を出しています。交付に時間がかかることがあるため早めに準備してください。控除の適用可否・確定申告の要否は個別の事情で変わるため、税理士・税務署に確認することをおすすめします
県外在住の方でも、郵送でのやり取りやオンライン面談に対応する会社があります。現地に行けない場合は、契約前に対応可否と手順を依頼先に確認してください。
よくある質問(FAQ)
徳島県の空き家率は?
徳島県は令和5年の住宅・土地統計調査をもとに、総住宅数38万9,200戸のうち「利用予定のない空き家」が4万7,600戸で、総住宅数に占める割合は12.2%と公表しています。全国の同じ割合は5.9%で、徳島県はその2倍を超える水準です(徳島県 空き家等の適正管理について)。
空き家率が最も高いのは徳島県とどこですか?
都道府県別の順位は、徳島県が公表している資料には示されていません。徳島県の「利用予定のない空き家」の割合12.2%は全国の5.9%を大きく上回りますが、どの県が最も高いかという順位は総務省統計局 令和5年住宅・土地統計調査の都道府県別集計でご確認ください。空き家率は「二次的住宅(別荘等)を含むか」「利用予定のない空き家に限るか」で数値が変わるため、順位を比べるときは同じ定義の数値同士で比べる必要があります。
空き家率は徳島県とどこと比較してどちらが高いですか?
比較する場合は、同じ調査・同じ定義の数値を並べてください。たとえば同じ四国では香川県の空き家買取相場のページで香川県公表の空き家率(別荘等を含む18.6%)を、高知県の空き家買取相場のページで高知県の数値を紹介しています。定義が違う数値を並べると誤った比較になるため、都道府県間の順位は総務省統計局の調査結果で同じ表の中で確認するのが確実です。
徳島市の空き家率は?
徳島市が単独で公表している空き家率は、市の空き家ページでは確認できませんでした。市は空き家の管理・相続登記・危険廃屋解体支援事業の案内を出しています(徳島市 空家等に関する相談)。なお近隣では鳴門市が令和3年度の実態調査で市内2,839戸・空き家率11%を公表しています(鳴門市の空き家対策について)。
徳島県で空き家が多い地域はどこですか?
市町村別の空き家数は県の公表資料では確認できませんでした。ただし地価から需要の弱い地域は読み取れます。令和7年の地価調査では住宅地の平均価格が上勝町5,300円/㎡、那賀町7,600円/㎡、つるぎ町・神山町10,900円/㎡と県平均(28,700円/㎡)を大きく下回り、全用途平均の変動率がプラスになったのは徳島市だけでした(徳島県 令和7年徳島県地価調査結果について)。買い手が付きにくいのは県南部・県西部の山間部です。
徳島県上勝町の空き家は?
上勝町の住宅地の平均価格は5,300円/㎡(令和7年地価調査)で、県内で最も低い水準です(徳島県 令和7年徳島県地価調査結果について)。ゼロ・ウェイストの取り組みで知られ移住関心は高い町ですが、仲介市場で一般の買主を待つのは時間がかかります。町の空き家バンクやとくしま空き家スタイルの情報とあわせて、山間部の物件も扱う会社の買取査定を取り、期間と手取りを比べるのが現実的です。
徳島県の空き家対策は?
県は「とくしま回帰」住宅対策総合支援センターをワンストップ窓口として設け、弁護士・税理士・建築士・宅地建物取引士による無料の専門家相談会を第2・第4木曜に開催しています(徳島県 空き家に関するお悩みを専門家に相談しませんか)。ふるさと納税の返礼品として「空き家見守りサービス」も用意されています。市の施策としては鳴門市・阿南市・徳島市の解体(除却)補助があり、鳴門市は空家等対策計画を策定して特定空家等の認定・措置まで行っています。
徳島県で空き家が増えている理由は何ですか?
県は「人口減少や高齢化等を背景として、空き家の戸数は今後、更に増加していくことが予想されます」としています(徳島県 空き家等の適正管理について)。実際、令和8年8月1日現在の推計人口は668,013人で1か月前から約1,000人減っています(徳島県の人口)。鳴門市は空き家が放置される理由として「県外に住んでおり、空き家の状態を知らない」ことなどを挙げています。
徳島県の空き家解体の補助金はいくらですか?
市によって異なります。鳴門市は補助対象経費の2/3(居住誘導区域内・長屋は4/5)で、倒壊すれば前面道路をふさぐ恐れのある空き家は60万円(居住誘導区域内80万円)、特定空家等相当で緊急性が高く申請者が低収入の場合は上限120万円です。阿南市は補助対象経費の1/2以内・上限50万円です。いずれも不良度測定表の合計100点以上が条件で、交付決定前の着工・契約は対象外です(補助金セクション)。
徳島県の空き家はいくらで売れますか?
立地と築年数次第です。住宅地の平均価格(令和7年地価調査)は徳島市75,000円/㎡、北島町49,700円/㎡、鳴門市34,200円/㎡、三好市13,400円/㎡、上勝町5,300円/㎡と県内で10倍以上の差があります(徳島県 令和7年徳島県地価調査結果について)。建物の状態・接道・残置物の有無でも変わるため、まずは無料査定で個別にご確認ください。
徳島県の空き家バンクはどこで見られますか?
県の総合サイトとくしま空き家スタイルに空き家バンクのページがあり、利活用支援制度や利活用事例とあわせて確認できます。市町村ごとの受付窓口や登録の条件は自治体によって異なるため、物件のある市町村の窓口でご確認ください(空き家バンクのセクション)。
県外に住んでいても徳島県の実家を売却できますか?
可能です。郵送でのやり取りやオンライン面談、遠方対応を掲げる会社があります。上で紹介した会社でも、オンライン相談(非対面・非訪問)を明記している会社や、全国対応で遠方相続を主軸にしている会社を紹介しています。査定〜契約〜決済の段取りは会社によって異なるため、事前にご確認ください。
買取と仲介はどちらが良いですか?
速さ・確実性なら買取、価格なら仲介が一般的です。徳島県では全用途平均の地価がプラスになったのが徳島市だけであることを踏まえると、県南部・県西部の築古物件は買取が選ばれやすい傾向があります(判断基準の表)。
相続登記が済んでいない空き家でも売れますか?
売却には登記が必要です。相続登記は2024年4月から義務化されており、相続を知った日から3年以内の申請が求められます(法務省 相続登記の申請義務化)。司法書士と連携して対応できる会社もあり、徳島県司法書士会の無料相談も利用できます(徳島県 専門家に相談したい)。
実家と一緒に相続した田んぼや畑も売れますか?
農地は農地法の手続き(農地転用など)が必要で、一般の買主が付きにくい種類の不動産です。徳島県内では、田んぼ・畑・山林の買取を明記している会社や、農地売却の相談を受け付けている会社があります。上で紹介した会社で「農地」を得意分野に挙げている会社に相談してみてください。
まとめ|比較して、放置だけは避ける
徳島県の「利用予定のない空き家」は5年で8,300戸増え、地価が上がっているのは徳島市だけという状況です。放置すれば「勧告→翌年1月1日」で土地の固定資産税が最大6倍になる一方、売却には3,000万円特別控除という追い風もあります。解体を選ぶなら鳴門市・阿南市の補助(受付は年度当初の数週間のみ。阿南市は令和8年10月に追加募集あり)、住んでもらう道を探すなら空き家バンク、という選択肢もあります。まずは上で紹介した会社から対応エリアの合う会社を選び、買取と仲介の両方の試算を取ることから始めてください。同じ四国の愛媛県の空き家買取相場と比べてみるのも、判断の助けになります。
